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テーマ:好きなクラシック(2328)
カテゴリ:バルトーク
西洋音楽が成立して以来 はるか古代からあったであろうこの一般的な名詞が、 ベラ・バルトークによって強烈な固有名詞に変えられた。 邦題は「管弦楽のための協奏曲」。 今日は一日を準備書面(口頭弁論期日に提出する書類)の作成に費やす予定だった。 けれど、 予定外の思わぬ電話に長々と付き合わされるわ 瑣末な決裁上の指摘を伝えるのに長い時間を掛けさせられるわ そんなこんなで全然まとまった時間がとれなくて、 さあ、やるぞ! と思ったときにはもう午後も3時を過ぎていて、 売店におやつを買いにいったときには 集中力が途切れてしまっていた。 財布の中身も切れていて、 「ごめん、つけといて。」 と言ってチョコレートを買ったは、 パソコンを打つ前にすぐになくなった。 半端な気持ちでは訴訟文書なんか書けない。 ええい、今日はやめじゃ! とばかりにさっさと帰ってきました。 また明日気を取り直して仕切りなおします。 バルトークのオケ・コンの演奏のレベルは、 第2楽章「対の遊び」の冒頭の小太鼓のリズムの緊張感で推し量ることができます。 この小太鼓の音の響きの静寂感というか、敵中で合図を送るような緊迫感。 優れた演奏ほど、些細な響きの中にエネルギーが漲っているのです。 その点、カラヤンのこのEMI盤は最高です。 中断された間奏曲の冒頭の擦れるような弦のうねりもカッコイイです。 僕もこんな集中力と緊張感のある仕事がしたいな、と思います。 さて、明日こそはがんばろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年02月04日 22時53分13秒
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