|
テーマ:好きなクラシック(2328)
カテゴリ:ヨハネス・ブラームスの音楽
おおむねブラームスは、どの作品においても聴き手を「あれっ」と思わせる新しい試みや創意工夫を施しているのだけれど。 この「悲劇的序曲」については、非常にくそ真面目なクラシック音楽で終始しているのが、ちょっと不思議。 まるで灰色の装甲車のように外見も性能も面白みがなくて、 ただ手堅く真面目一徹。 まあ、ときにはそういうのが魅力だったりする。 人間だってそうだ。 分厚い眼鏡をかけた七三分けのおっさんが、仕事のときにはスーパーマンに見えるときだってある。 そんな灰色の装甲車・トラジック・オーバーチュア号も、 巨匠カラヤンの手にかかれば、 銀色のイージス艦のように馬力と輝きを持つようになるから不思議だ。 真面目なだけが取り柄なところが、僕と似ているかもしれない。 「君子の道は忠恕のみ。」 僕のモットーです。 「苗にして秀でざるものあり、秀でて実らざるものあり。」 これは僕の戒めです。 このブログをもって300回目の記事です。 あ、少し前になりますけど「300」(スリー・ハンドレッド)は面白かったですね。 ではおやすみなさい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ヨハネス・ブラームスの音楽] カテゴリの最新記事
|