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テーマ:好きなクラシック(2316)
カテゴリ:シューベルト
ラストの1週間となります。 思い起こせば、 この2年間。 いろいろとありました。 表面上はあまり波風は立ちませんでしたが(?)、 多くの上司部下との軋轢があり、 内心では七転八倒の連続でした。 事務室に座っていながら、 四面楚歌。 針の筵にいるような思いをしたこともあります。 最後の挨拶では、 嫌味のひとつでも言ってやろうと思いましたが、 やめときます。 「立つ鳥あとを濁さず」 すべては私の不徳の致すところ。 私の仕事は未完成どころか不完全なものばかりでしたが、 願わくは、未完成交響曲のように 静かなディミニエンドで終わりたいものです。 何事もなかったかのような静かさで。 カルロス・クライバーの『未完成』は昔初めて聞いたときは これはさすがにやり過ぎだろう、と感じたものだけど、 僕も年を取ってくると、これもこれでアリだろう、 と思うようになりました。 モデラートとピアニッシモで語られる男の傷の痛みが なんともダンディーです。 第3番のリズムと構成はクライバーの天才の賜物。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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