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テーマ:好きなクラシック(2316)
カテゴリ:ヨハネス・ブラームスの音楽
頭がボーっとしてきた。 なんだかのぼせた感じ。 まさか、30少々にして血圧か? 立ちくらみの貧血とは違うふらつき。 最近ちょっと気になる小さな身体異常のひとつ。 年年歳歳人同じからズ。 さてそれはそれとして、 今日の午後の僕の頭の中は ずっとブラームスの第2交響曲が鳴りっぱなしだった。 夏の朝の木陰のような爽やかな交響曲。 この曲に思いを馳せたのは、力を抜きたい願望の現われか。 クレンペラー盤は僕が初めてこの曲と出会ったときからの付き合い。 どっしりとしたゆるぎない横綱相撲のイメージ。 今夜夕食後久しぶりに(何年ぶりか!)聴いてみると、 意外とテンポが速くてあっさりしている。 でもフォームがしっかりしていて、 押さえるべきところはしかるべき処理がなされ、 メッセージはさりげなく語られている。 どんなに音楽が展開されても 最初の3つの音の動機に対するスタンスと同じように シンプルかつ丁寧に、 そしてさりげなく大切にされている。 それが最後まで微塵もブレないのは、巨匠の至芸。 これがオットー・クレンペラーである。 ブレないフォーム。 プロとはかくあるべきかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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