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テーマ:好きなクラシック(2316)
カテゴリ:ブラームスのひとりごと
意外と、よくできた映画だった。 結構楽しめた。 ほろりともしたし、 うーーんと唸るような科白もあり。 それと、意外なところで感心した。 ストーリーは「人魚伝説の宮崎駿版」なのだが、 音楽はワグナーの「ニーベルングの指輪」から 「ワレキューレ」がエコーしている。 「ポニョ」こと「ブリュンヒルデ」が嵐を巻き起こして 「ソウスケ」を追う場面では、「ぽーにょポーニョポニョさかなの子♪」の音楽が 「ワレキューレの騎行」へ向かって発展する。 人間との結びつきを阻もうとする父「フジモト」の姿には「ヴォータン」が重なる。 母「グランマンマーレ」は母なる海のイメージそのまま。 しかし「母」であることについてはソウスケの母(名前忘れた)も同じであり、対等である。 そう、生きるためには、その存在をまるごと理解し受け入れてくれる人が必要なのだ。 しかし、ポニョってはた迷惑なヒトですね。 「ソウスケ、すきー」のために 街を海に沈めちゃったのだから・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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