518998 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ブラームスはお好き?

ブラームスはお好き?

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ブラームスがお好き

ブラームスがお好き

Freepage List

Category

Comments

名字だけ同じ秀島@ Re:アームストロング砲(02/21) 文中に薩長土肥の「肥」が肥後の佐賀藩と…
Motoji@ Re:ロンドン・オリンピックだからという訳ではないけれど・・・(08/04) 東大寺の戒壇院の四天王像 写真お借りし…
PreaskWisfake@ ,チャンル メンズ,バッグ 人ブランド わに)にでも食はしてしまふが好い。」  …
ボッテガヴェネタ@ yssikrhkpdv@gmail.com お世話になります。とても良い記事ですね…

Favorite Blog

ご報告 turbo717さん

アジア時間 ジャスミン25さん
クラシック音楽は素… 会長0804さん
日日是好日 mind_326さん
ひよっこ血液内科医… アナカプリの丘さん

Headline News

2009年02月03日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
 最近,無性にこの曲が愛おしい。

 導入部のピッチカートは,落ち着いた大人の心拍数であり,

 控えめだけどしっかりと自分の色を持った旋律は,成熟した色気を感じさせ,

 均整のとれた全体の構成は,無骨な渋さがある。

 茶器のように静かに完成された世界。

 バルビローリの指揮は,

 エルガーへの愛情が,祖国愛から(臆面もなく)自己愛に耽溺しているとしても,

 ストレートにカッコイイ。


 寂寥感。


 もう二度と手に入らない,

 失われた日々。


 でも,

 それでいい。

 それでいいのだ。

 失ったものがあるからこそ,

 今がある。

 今の私がある。


 この交響曲は,

 静かに語りかけてくれる,

 わたしたちの人生の「かけがえのなさ」を。

 そしてこの音楽は,

 そっと背中を押してくれる,

 わたしたちの「かけがえのない人生」を。

 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年02月03日 22時01分45秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X