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テーマ:好きなクラシック(2316)
カテゴリ:J.S.バッハ
先日、職場の大先輩とジャズについて語り合う機会があった。 と言っても、まあそんな気取って専門的なものではなく、 「語り合う」というよりは、「ジャズという話題を酒の肴にして飲む」程度だったけれど。 ふと、昔だれかが 『実はバッハはジャジーなのですよ。』 と言っていたのを思い出した。 ジャジーなバッハと言えば、断然アーノンクールである。 ベースを効かせた、しっかりとした響きのつくり。 軽からず重からず、自然なアクセントの効いたリズム。 計算され尽くされた、けれども自由なハーモニー。 とりわけ、第5番がよい。 地の底までうねるようなベースがいい。 やみつきになる楽しさです。 気が付けば、もう5月ですね。 春はいつも、通り過ぎるだけの季節です。 さて、準備体操は終わりです。 また一年、ワンクール、わが職務を全うし、わが職場を守らなければ。 ジャズに詳しいその大先輩は、定年後再就職でうちの職場の後進の指導に当たってくれています。 ピンと伸びたその背筋と黒々とした頭髪に、こちらの身も引き締まる思いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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