|
カテゴリ:ブラームスのひとりごと
朝は地域の清掃活動に参加した。小一時間ほどの、ほんの格好だけの清掃活動だ。妻は草を抜くたびに出てくるミミズの大群に悲鳴を上げていた。本当に悲鳴を上げたかったのは、突然理不尽に住居を荒らされたミミズたちだったろうけど。 昼ごはんを食べて一休みしていると、外は大雨になっていた。天からまっすぐに地面に突き刺さる無数の雨粒。そんななか、残務処理のために職場に出て行く。雨がアスファルトに落ちる飛沫は、なにかの小生物が生まれているような形をしている。 職場に着く。鉄骨12階建ての要塞のような役所は、雨の日が一番心地よい。なぜなら、外気とは完全に隔絶した、無味乾燥な空間だから。逆に一番居心地が悪いのは、外に飛び出したくなるような日差しのやわらかい天気のよい日。なぜなら、外に飛び出したくても出ることは許されないから。 4時間ほど書類と格闘して、官舎に帰る。雨は上がっていたが、もう暗くなっていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年05月31日 23時16分26秒
コメント(0) | コメントを書く |