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テーマ:好きなクラシック(2328)
カテゴリ:ヨハネス・ブラームスの音楽
『ハイドンの主題による変奏曲』 『悲歌』 そして 『交響曲第4番ホ短調』。 よい演奏、よい録音です。 アバドがカラヤンの後を襲い、 就任仕立ての初々しさが伝わってきます。 昨年出たラトルの録音もよかったですけど、 このころのベルリン・フィルの音は カラヤンの重厚さとアバドのフットワークを兼ね備えた 独特の響きがあります。 このホ短調の交響曲さえ、暗い音楽に流れず、 むしろ祝祭的な感興があります。 ブラームスの最晩年のホ短調。作品98。 この交響曲は、歳を取るごとに深く味わうことができる、 そんな曲だと思います。 年々、この味わいを知り、噛み締めることができること、 それができるということは、 歳を取ることは、そんなには悪くないような気がします。 僕も今年で35歳。 今年は、この曲からはじめます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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