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テーマ:好きなクラシック(2328)
カテゴリ:R.シュトラウス
今日は起きれなかった。 いつまでたっても覚醒できなかった。 予定では、午前中に職場に行って、たまった仕事を片付けるつもりだったのだが。 身体が全く言うことを聞いてくれなかった。 僕はもともと類稀なる怠け者なので、「たまにはこういうこともあるさ」なのであるが。 それにしても、歴史に残る情けない休日の過ごし方だった。 昨日、久しぶりに1時間ランしたのがいけなかったのか(確かに全身筋肉痛だった)。 それともやはり、夜更かしして『サロメ』のDVDを二本立てで見たのがいけなかったのか。 鬼気迫るシノーポリ盤と、(やや古くなったが)絢爛豪華なベーム盤と。 確かにすごいオペラだ。 ここで表現される赤裸々すぎる精神は、人間に科せられた呪いなのか。 宿命のように繰り返し響く「赤い月」の主題。 リヒャルト・シュトラウスは、よくぞこのオペラを書いた、と思う。 僕は完全に打ちのめされた。 でも、後味が悪くて、ゼッフィレッリ演出の「トゥーランドット」を見直して寝た。 「それは愛!」というトゥーランドットの感動的なラストシーンも、 サロメの毒抜きにはならなったよう。 今日は、呪われた一日だった。 以上、駄目男の言い訳です。 明日からは、もう一度真っ当な人間に戻って、マジメにシゴトしますです、はい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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