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名字だけ同じ秀島@ Re:アームストロング砲(02/21) 文中に薩長土肥の「肥」が肥後の佐賀藩と…
Motoji@ Re:ロンドン・オリンピックだからという訳ではないけれど・・・(08/04) 東大寺の戒壇院の四天王像 写真お借りし…
PreaskWisfake@ ,チャンル メンズ,バッグ 人ブランド わに)にでも食はしてしまふが好い。」  …
ボッテガヴェネタ@ yssikrhkpdv@gmail.com お世話になります。とても良い記事ですね…

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2012年05月05日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 syouzou

 今日は、乃木坂にある新国立美術館に行ってきました。

 エミルタージュのコレクションはさすがで、どれもが秀逸な作品ばかりでしたが、

 僕がもっとも魅かれたのはこの作品。

 ヴィンダーハルター『女帝マリア・アレクサンドヴァナの肖像』

 音楽の世界においてもそうだけど、名作・名演と呼ばれるためには、そもそもの素材が優れていなくてはだめです。

  それは料理の世界も一緒ですね。

 物憂げな気品漂う女帝の肖像は、素材の素晴らしさにおいて会場随一の存在感でした。

 それほど豊かでない巻き毛の黒髪にからめられた上品な真珠と、白を基調にした控え目だけど優美さを隠しきれないドレス。

 生来のものなのか、それとも不貞の夫か過酷な政務のためなのか、やや青白く細い疲れを見せる表情と、それを支える確かな知性を持つ両目のまなざし。

 胸元に伸びるいくつもの真珠の連なりが、豊かな女性の証しを教えてくれる。

 名画だと思った。

 女帝は、この作品の出来栄えにいたく喜ばれたという。

 ほかにも、『洞窟のマグラダのマリア』や、『ウェヌスの帯を解くクビト』、『モルフェウスとイリス』など、見るべき作品は多くあった。

 

 帰りは、乃木神社にお参りしたら、厳かに結婚式をやっていたので、賽銭を投げて柏手をたたくにはしばらく待たねばならなかった。

 そうそう、旧乃木低には人懐っこい猫がいたので、なでなでしておきましたよ。






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Last updated  2012年05月06日 02時38分38秒
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