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テーマ:TVで観た映画(3921)
カテゴリ:想うこと
『戦場のピアニスト』をテレビ放送で見ました。
映画館で上映時、観たかった作品なのについつい見損なってしまったもの。 ちょうど姉もいないし、他に見たいテレビも無かったから気合を入れて見たんだけど… つらかった… その昔、『海の上のピアニスト』って映画があって、名前も似てるし、 その映画がけっこう良かったもんだから、似たようなものを想像してしまっていたんだよね。 あの映画はピアノの旋律がすごく良くて見ていてもすごく気持ちよかった。 最後は『なんで…』って思ったけど、でも、見てよかったって思った。 それがもう…この作品は全然ちがうじゃないですか… しかも実話に基いてるんですよね…これ。 予備知識まったくなく見たもんだから… 私は戦争を知らないで育っているし、歴史とかお勉強は好きじゃなかったので 特に海外のことはあんまり知らなかった。 多分、授業でもチラッとしか触れていないんだと思う。 こんなに惨い事が、現実この地球上で起こっていたのかと思うと… なんとも言えない。 自分がもしもその場に投げ出されたら…わたしはきっと生きていけない。 戦争ってなんなんだろう。 どうして人と人は殺しあうんだろう。 おいしいものを食べて、友人とおしゃべりをして、家族と笑い合って、 そんな平凡な毎日が、とてつもなく幸せなことなんだと、そう思った。 ユダヤ人のピアニストは、必死に逃げて逃げて、最後にまたピアノを弾き続けた。 そこに至るまでには、たくさんの人の助けがあったし、たくさんの命の危機があった。 家族との別れもあった。 戦場で弾くピアノの音は、とても美しく、そしてとても悲しげで、 だけど力強いものだった。 なんだかなあ… でも、この映画を見て、こういう事実を知れてよかったと思う。 目を背けたいけど、これが事実だから。 きっとずっと忘れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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