|
カテゴリ:想うこと
『いよいよですね。6:30に○○ビルの中で。お互いに連絡取り合いましょう』
と、当日の昼になってメールが来ました。 すでに拒否反応だったので、携帯番号のみを教え、携帯のメアドは返信に載せませんでした。 これに関しては以前にいろいろと懲りてるので…気安く教えないです。 まず○○ビルでの待ち合わせに、…となりました。 オヤジのメッカのビルでの待ち合わせってありえない… しかもどのお店に行くのかもその時点でまったく知らされてないし。 合流して「じゃあ」と歩き出すので、『どこへ行くんですか?』と訪ねると、 「今日は高い店に行きます」と言われた。 『え………私あんまり持ち合わせないんですけど…』と言うと、 「………どんな店行くと思ってました?」と言われたので、 『普通の飲み屋だと思っていました』と返した。 その答えに彼は明らかになんだか不服そうでした(^_^;) 着いたお店は高層ビルの最上階。 案内された席は、夜景の見渡せる所謂カップルシートでした。 この時点で私はものすっごく引いてしまって… まともに話したことないのにカップルシート?みたいな。 フランス料理もマナーわからないから気疲れするだけだし、 レディファーストのつもりなのか先を譲るけど、 こういうときはエスコートしてくれないとどうしたいいのかわからない… 私に常識がないだけなんだろうけど、 そもそも刺身だー!肉だ-!と素材そのものの美味しさを求めるタイプなので プライベートでフランス料理なんて初めてです。 なにもかもが、どうしたらいいの??状態。 でも、聞けばエスコートできるわけがない。 彼もこういう店は初めてだと笑っていた(--;) よく言えばのんびりしたおぼっちゃん。 一定のトーンで口から放たれる言葉は眠気を誘う… 話す内容も、こういう初めての場では共通の話題なら盛り上がれるのに、 プライベートの話はつまらない。と言うか、興味がない。 彼のトーンに合わせた私はすっかり暗いやる気のない子と化していました。 つまらないな~と、ボーッと夜景を見ていると、 「夜景好きですか?よかった」って良いようにとったようで。おめでたい(鬼) 「とりあえず今は僕が払います」と言う彼。 店を出てすぐに、『いくらですか?』と聞いた。 彼はカードで支払っていて、確か2人で¥15,000位だったと思う。 料理は¥5000のコース。1杯のお酒にお席代とサービス料が加算されているらしい。 すると、「後で計算します」と言う。 後での意味がわからない。 『後日だと勤務中には渡しづらいので、今のほうがいいのですが…』 と言うと、「そうですか」とまたそういうことに慣れないご様子で。 とりあえず「どこか喫茶店に入りますか」と言う彼に『ベンチでいいです』と腰掛けた。 今、最後に紅茶飲んだばっかりだし。2件目に行く気もなかったから… 「実家暮らしは大目に払います…じゃあ…¥5000で」ということで、予想外の大出費。 普段は奢られるのがあんまり好きじゃなくて、いいと言われても払ってしまう自分なのに、 今日はなんだか納得がいかない。 きっとそれは、楽しくなかったからなんだと思う。 そう思うと、今までの私はなんて恵まれていたんだろう… 「払うよ」と言われたら『いいえいいえ、今日は楽しかったから払わせてください』って気持ちだった。 それが当たり前になっていたんだから。 ベンチで2件目のお誘いを受けたけどやんわり断った。 場所を移してまで話すこともないし、聞きたいこともない。 「ボーっとするの好きなんですね」と笑顔で私を見る。 よっぽど私が静かでやる気のない感じの子だと感じたんだろうなあ… 帰りの電車で座っていた私。 駅に付いて降りようとすると、前に立つ酔っ払いオヤジがわざと仁王立ちで踏ん張って さらにはお腹を突き出して私を降ろさないようにした。 力づくで押してオヤジの脇から難を逃れた。 なんか言ってたけど知らん顔で電車から降りた。 なんだかどっと疲れが出て、散々な1日だったなあ…と空を見上げた。 明日は女友達と肉食べ放題に行く。 今日の分もたんと食べてこよう。いっぱい笑って元気つけてこよう。 最近職場でネットがつなぎ難くて更新できませんが… 閉鎖も考えたけど、マイペースで続けていこうと思います… そろそろネットカフェデビューするかなー… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|