＊ｓｍｉｌｅ＊

母からのメールで『ご飯も食べないし水も飲まないの…』とは聞いていたけど、
高齢ゆえに毎年夏に弱いうちの猫ちゃんのこと、
夏バテか夏風邪かな…と思っていた私が甘かった…

母が病院に連れて行ったところ、首に腫瘍ができているらしい…
転移の疑い…
その腫瘍が腫れているから物を飲みこめなかったらしい。
消炎剤を注射してもらって、ご飯は食べられるようになった。

唯一救いなのは、本人は痛くないらしいこと。

姉と帰省したら、そんな状態が信じられないくらい元気だった。
でも、急激にやせた気がする。
背中とかガリガリだ…

母と姉で少し話して、結局手術はしないほうがいいんじゃないかという方向になった。
先生も、今の状態だと体力が持つか心配と言っていたらしく、
気難しいうちの猫ちゃんは、のんびりと家で過ごさせてあげたい。
それが、今の私たちの出した結論だ。

帰省中に、抱っこして私の布団に連れて行ったら、
いつもはすぐに逃げてしまうのに、そのまま私のお腹の上で横になった。
動き出しては戻ってきたり、目で訴えるので上のクッションに乗せてあげたり、
結局夜中の３時くらいまで気になって眠れなかった。

落ち着いたところで、やっと私も眠ることができた。

少しの動作もめんどくさいのか、今までなら勝手にジャンプしてたり
階段の上り下りもしていたのに、今は抱っこしてほしいみたい。

言葉がわからないだけに、どうしてほしいのかわからなくてもどかしい…
目で訴えてくるから、答えてあげたいのにどうしたらいいかわからないんだ…

首元をゴロゴロマッサージするのがすごく好きだったのに、
首に腫瘍がなんて言われたから怖くてできなくなってしまった。
軽く触ってあげるけど…これでも少しは気持ちいいのかな…

可愛いなあ…本当に可愛い。

実は祖母が入院中で、それに伴って祖父の食事とか…
実家に帰っても猫ちゃんと一緒にゆっくり過ごせる時間は夜だけだったりする。

友達にも会わずに帰省し続けている今日この頃。
ついつい母に不満をぶつけてしまった。

朝１０時頃にうるさく起こされて早く支度をしろといわれる。
祖父宅に行くからと。


私は猫に会いに帰っているのに、猫を置いて出かけるなんて…
ゆっくり寝ることも、猫との時間さえも削られる…

祖父のことは大好きだけど…母の勝手な言動にイライラしてしまった。
母も間に挟まって大変なことはわかってるのに。

猫は気ままは生き物だから、私や家族がいなくても気にしないだろうと思う。
だけど、私が帰ると必ず顔を上げてくれる。
それだけで私は嬉しくて仕方ない。

猫は懐かないなんて言う人もいるけど、離れて暮らしていても、
ちゃんとわかってくれてる。

だからこそ、猫のために帰ったときくらい、
できるだけ長い時間一緒にいたい。

今週は帰れないから…。