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カテゴリ:想うこと
私には、高校時代の先輩がいる。
それはすべて男性で、集まるときには6~7人をまとめてた。 『集まろう』って言うのはいつも私で、連絡から予約まですべてしていた。 私は、その空間が大好きだったし、 かけがえのない時間を共有できた仲間意識がすごくあったし、 大好きだったハセもいた。 私があのとき、あの子を呼んだからこうなったんだって、今はすごく後悔している。 高校当時、私の苦手な同級生の女の子も仲間だった。 でも、私はその子がどうしても苦手で、連絡先は知っていたけど、 卒業してからは一切連絡も取ってなかったし、会いたいとも思わなかった。 なのに、一昨年だったかの集まりのときに、 今回の集まりは規模を大きくしようという目論見で、その子にも声をかけてしまった… あの日以来、先輩たちとの時間は、私の大好きな空間ではなくなってしまった。 一言で言えばフェロモン系。 バーベキューにキャミソールとミニスカートで来る既婚者。 そして、今までなかった『男と女』がその空間に存在してしまう。 私がその子に聞かれたことは、先輩たちの連絡先だけだ。 そして、みんなの前で、『何で今まで誘ってくれなかったの?』と言われた。 案の定、一人が引っかかって、頻繁に集まろうと言い出した。 私は『行かない』と突っぱねた。 実際忙しかったから、そんなに頻繁に地元には帰れないし、そんなお金もなかったし。 そんな私を、その人は責めた。 『もっとあいつと仲良くしろよ』と言われたけど、私には意味がわからなかった。 なんで私の交友関係にまで口を出されなくちゃいけないの? という気持ちが爆発してしまった… だけど、今年はまた自分から声をかけて集めよう!って召集しようとした。 大体メンバーが集まると決まって決定の知らせを流したら、 『なんであの子を呼ばないの?』と、以前責められた先輩から電話が来た。 私は…大好きだったハセに、賭けてみた。 ハセに電話して、集まりの詳細に関することを話した後で、 『あの子誘ってないんだけど…誘ったほうがいいかな…』 って聞いたら、ハセは即答で『そりゃそうでしょ』と答えた。 なんだか、すべての結論が出たような気がして、 『そうだよね』ってするっと言葉が出た。 『俺から連絡しようか』とまで言われてしまった。 『ううん。自分でするからいい』って電話を切った。 すぐにその子に誘いのメールを送った。 『今日中に連絡をくれると助かります』と送ったけど、 夜が明けた今時点でまだ返事はない。 でも、わかったんだ。 結局、その子がきても、こなくても、 私にとっては、もうあの大好きな空間は存在しないこと。 変わってしまったこと。 私は幹事だから、あとは待ち合わせと店の予約までするけど、 行かないつもり。 さよなら。 大好きだった先輩たち。 大好きだった。本当に大好きだったハセ。 今でも、あなたの大好きだったブランドを、私は愛用しています。 多分、今まで私の好きになった人のルーツはハセにあるんだよ。 そして、体育祭のときにハセからもらったハチマキは、 今でも私の宝箱に入ってます。 たくさんのキラキラした時間と、想い出を本当にありがとう。 私は、私の今の仲間たちと生きていく。 丸10年。 本当にありがとう。 *追記* 夕方、やっとその子からメールが返ってきた。 夜にちょっと顔出すだけならいけるかも。 人数に入れないでおいて。とのことでした。 でも、なんかもう・・・。 決めたことだから、私も行かない。 もう幹事もしない。 誘われても行かない。 きっと、誰も私の行動を理解できないと思うけど・・・ 無意識にそう思ってしまうんだからしょうがない。 本当に大切にしてきたのに・・・ どうしてこんなふうになってしまったんだろう。 悲しくて仕方ない。 なにより、こんなちっぽけな自分に悲しくなる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/01/31 05:19:45 PM
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