☆　tukihoのEVERY　DAY　☆

時々、思い出してたコトがあったんです。

あたしが、とある大型ホームセンターでパートとして働いてた１９歳の時の事なんです。
もぉ、かれこれ５年も前になるんですけど・・・


あたしは、ペットセンターのお魚コーナーで働いていたんですが、
その時にお客さんから、初めて手紙を頂いたのです。

あとチョットで終わりだよー！！って時のこと。
うちの愛犬の餌をかって戻ろうとした時に、水草水槽の前に男の人が立っていたんです。
あたしは水草の名前を覚えるのが大の苦手で、
『あ～あの人、水草飼うのかなぁ。。。イヤだなぁ～↓』と思っていたんです。

んでまぁ、お客様ですから一応、挨拶をしたら
そのお客さんが裏の方に行ってしまいました。
もちろんtukihoはホッ・・・としました(笑)

で、少ししてから、あたしの脇で
『すみませーん！！』と声をかけられたんです。

もちろん、あたしは
『あ～やっぱり買うのか・・・』と思ったのです。

『はい！！』と返事をしたら
『これ、後で読んでください！！』と言って
あたしに手紙を渡し帰ってしまったのです。

あたしは呆然としてしまい、どうしていいの分からず
1人でドタバタしてたんですね。

手紙には、こう書いてありました。
『仕事中にびっくりさせてすいません

仕事中と思い、手紙にしました。

変に思われるかもしれませんが真剣に書いています。

何度も会ってはいるのですが、なかなか話せなかったので

突然ですが、今度、食事でもできないでしょうか。連絡下さい。

僕は建築関連の仕事を大学を出てからずっとしています。

出張が特に多いです。ケー番　びっくりさせてすいませんでした。』

という内容だったんです。
嬉しかったけど、怖い！という思いも正直あったんです。
その当時、車の免許は持っていたけれど車を持っておらず
チャリが通っていたから・・・

もし、追いかけてきたらどうしよう～とか・・・
色々考えてしまったんです。

その当時、彼氏もいなかったので電話くらいしてみようかな？とも
考えたんだけど・・・家からかけても番号が通知されちゃうだろうし、
ケータイからかけたら、これまったバレちゃうし・・・とか色々考えてたら時間が経ってしまい・・・


今思えば悪いことをしたなぁ。と後悔。
一生懸命、手紙を書いてくれて
勇気をもって、あたしに渡しにきてくれたのに
あたしは、少しでも彼の頑張りに応えることが出来なかったんだよね。




もう、あれから５年が経ち
彼も３０歳くらい(あたしの推測)になって
結婚してるかもしれないんだよね。


この手紙は、これからも大事にしまっておこうと思います。