イチゴショートの日記

真弓采配ピタリ　猛打賞の桜井

大活躍の桜井を迎える真弓明信監督

阪神が久しぶりの圧勝劇。

これまでは勝っても僅差か、『投手戦』というより貧打戦（？）というのがふさわしい試合がほとんどだっただけに、「重たい試合が続いていた。きょうは初回に点がとれて、みんな楽になったね」。真弓監督のほおは緩みっぱなしだ。

上機嫌のワケは、もうひとつ。キャンプから期待をかけ続けた桜井の活躍だ。ウンウン

三回二死一、三塁で中前適時打、五回は左中間を破る適時二塁打七回には右中間二塁打。今季初の猛打賞（３安打）で２打点の大暴れを見せたのだ。すごい凄い

本来なら右翼手の先発は左打者の林もしくは葛城。

だが桜井は、この日の広島の先発右腕・前田健と前回対戦した４月２４日に適時打を放っている。それもあって指揮官は「打球があがるようになってきた」と桜井を指名。これがズバリ的中した。そうですよ！桜井選手、期待にみごとに答えてくれましたね

「（３安打は）最高ですし、出させてもらってありがたい。もっとアピールしたい」。桜井は監督に感謝しつつ、気を引き締めた。

不振と体調不良で２軍降格中のメンチがウエスタン・リーグで打ちまくり、近日中に１軍復帰する。桜井は「あんまり（メンチのことは）考えていない」と無関心を装うが、規定打席不足ながら打率．２７８と急上昇し、定位置確保がみえてきた今、また目標を逃すわけにはいかない。

桜井を、真弓監督が「一流打者」にするつもりでいるのは確かだ