代打矢野さん 連勝止まったチームに喝！！

八回、右前に意地のタイムリーを放つ矢野さん

甲子園にほど近い大阪ではＰＬの花火大会、神戸でもみなとこうべ海上花火大会が開催された。華やかな夏の夜。

聖地でもどでかい花火を打ち上げたかったが...。終盤追い上げたが、真弓阪神初の５連勝はならずそれでも簡単に引き下がらなかった"意地"を矢野さんが見せた

やっぱりこの人、矢野さんやね～　

天敵グライシンガーの前に七回までわずかに２安打。この時点で４点ビハインド。今季初の５連勝へ向けてあきらめるわけにはいかなかった。

八回だった。新井、ブラゼルの連続二塁打でまず１点。

葛城の投ゴロで二走ブラゼルが飛び出す走塁ミス。チャンスはついえたかに見えたが、ここで代打桧山。超満員スタンドからの大歓声で登場すると三塁ベンチは慌てて山口を投入。歓声に押されたのか、"神様"の迫力に負けたのか死球で一、二塁おーいけるで～！

代打攻勢の２番手は矢野さんベテランは期待に応えるように追い込まれながら右前へ落とす適時打遅ればせながら今季初打点で２点差に追い上げたさらに赤星に代えて代打高橋光。

原監督も越智をつぎ込んだ。押せ押せムードの１死一、三塁。しかし、初球を遊ゴロ併殺打。マンモスはため息に包まれた

八、九回とも追い上げたが追いつけなかった。適時打を放った矢野捕手はその現実を重く見た。

「いつまでも明日につながるじゃあ、上がっていかれへんから。最後にああいう形まで持っていったのは、明日につながるといえばそうかもしれないけど」
　

低迷の続いた前半戦なら反撃を明日へつながる光明と言えたかもしれない。しかし、残り５７試合しかない。ＣＳ出場権のかかる３位以内を目指すには、"惜しかった"で済ませられる試合などない。ベテランの言葉にはそんな思いが込められた。

真弓監督は「やっぱりミスでやらなくてもいい点をやってるから、もうひとつ捕らえられないし追い越せなかった」と分析した。そりゃそうやろあんなミスはあかんで～

中盤にかけて連発した守りのミス。これを阻止しなければ、逆襲はないで～！

今日はなんとしても勝ってや～！

矢野さんが先発マスクかぶってほしいな～