イチゴショートの日記

　【阪神５-３巨人】

阪神・矢野輝弘捕手（４０）が同点の延長１１回２死三塁から勝ち越しの２号２ランを放った。

これで自身が本塁打を放った試合でチームは１８連勝

　敵地で何度も鳴り響く今季初の「矢野コール」。ヒーローインタビューを終えたベテランは、三塁ベンチへ戻る直前に左翼席へ向かってペコリと頭を下げた。

　「本塁打はまぐれだけど、気持ちがバットに乗り移ってくれた。

あんなに名前を呼んでもらってうれしかったし、阪神ファンが一番喜んでくれる巨人戦で打てて良かったよ」と矢野さん

３-３の延長１１回２死三塁。クルーンの１５１キロ外角直球を完ぺきにとらえた。加速度を増した打球は右翼席へ突き刺さる決勝２号。一塁ベースを回ったところで小さく拳を握った。

　昨オフ右ひじを手術。開幕から２軍暮らしが続き、７月１７日に１軍昇格してからも、先発マスクをかぶるのは安藤と下柳のときだけ。痛みが再発しないようストレッチなど細心の注意を払いながら、ベンチから戦況を見つめる日々が増えた。そんな時、自宅で見た深夜番組から聞こえた歌詞に心を揺さぶられた。「♪１００００回だめでへとへとになっても、１０００１回目は何か変わるかもしれない」。Ｄｒｅａｍｓ　Ｃｏｍｅ　Ｔｒｕｅの「何度でも」という歌だった。弱気になりかけていた心に、ストレートに響いた。甲子園球場へ向かう愛車の中で何度も聞き返し、気持ちを鼓舞させた。安藤、アッチソン、江草、藤川を好リード。「みんな気持ちが入っていた」。マスク越しに投手陣の踏ん張りを感じていただけに、必死の一振り。

これで矢野さんがが本塁打を放った試合は０６年６月から１８連勝と不敗神話も続いたう～ん！素晴らしい

矢野はしっかりミートして相手の力を利用する打ち方。見事やったね」と真弓監督も最敬礼だ。残り１９試合。矢野は「もう全部が大事な試合。勢いに乗りたい」とラストスパートを誓った。

矢野さん、頼りにしてますよ～