岡田彰布新監督を迎えたオリックスが２４日、神戸総合運動公園サブ球場で秋季練習を開始した。

　初めて顔を合わせた選手、スタッフへのあいさつでは、練習時の格好について規律を求めた。「ユニホームは戦闘服。着てるものがバラバラじゃ勝てない」と言い、髪を染めている選手についても「人から似合うと言われるならいい。おれは似合わないと思うけど」と苦言を呈した。

　初日から約４００人のファンが集まった秋季練習は、１１月２０日まで神戸で行われる予定。「きょうが来季へ向けてのスタート。力のある選手が多いという印象が強い」と手応えを口にした。

新打撃コーチに正田耕三氏

　来季のスタッフを発表した。現フロントの小林晋哉管理部長（５６）がチーフコーチとして入閣。

韓国・ＳＫでコーチを務めている正田耕三氏（４７）が１軍打撃コーチに、かつてオリックス、ソフトバンクでコーチを歴任した新井宏昌氏（５７）が２軍監督に就任した。

　現スカウトの小川博文氏（４２）が２軍打撃コーチとして現場復帰。新たに育成部門が新設された。また、古屋英夫２軍監督（５４）、藤井康雄２軍打撃コーチ（４７）のフロント入りも発表された。