ダルビッシュ一世一代の投球ができた

立ち投げの様なフォームから足を踏み出すダルビッシュ。本調子にほど遠い出来ながら、６回２失点で勝利投手になった

　日本シリーズ第２戦　日本ハム４-２巨人（１日・札幌ドーム）　左腰の張りに悩まされてきたダルビッシュが９月２０日以来４２日ぶりに実戦登板した。本格的な投球練習再開はほんの数日前。この日の練習前に梨田監督に自ら登板を志願した。

　踏み出す側の故障だけに力をセーブした投球だったが、いつも以上にカーブで緩急をつけた。チームの本拠地連敗の危機を救う６回２失点。エースは「本当に不安でいっぱいだったが、声援できょうはいけると思った。ファンを含めてみんなに守られていると思い、強い気持ちでマウンドに立ち続けた。一世一代の投球ができた」と振り返った。

新庄にも励まされて

新庄節でダルにエール「おまえが世界一かっこいいんだ」 と

　２００６年に日本ハムの日本一に貢献して引退した新庄剛志氏が、始球式のサポート役として札幌ドームのグラウンドに帰ってきた。サングラス姿で登場し、満面の笑みで歓声に応えた

　「このまま（外野に）守りに行こうと思ったと(笑い）

勝ち負けは関係ない。みんなが楽しんでくれればいい」と"新庄節"を披露。

先発のダルビッシュには始球式後に耳打ちし「きょうはおまえが世界一かっこいいんだ。楽しんでやれ」と激励したようです さすが～新庄ですね～ウンウン