のっぺらぼう。
仕事を始めておおよそ1ヶ月になりました。 ちびの保育園が一駅となりにあり、私は仕事が終わるとまっすぐにそこまで電車で乗っていき、ちびを拾ってから一駅戻ってうちに帰ります。 園の最寄の駅のターミナルには広場があり、ちょうどちびを迎えに行く時間帯で小学校2年生くらいまでの似た年恰好の女の子たちが遊んでいることが多いのです。 大抵その子たちの母親らしい女性たちが側で立ち話をしてるんですが・・・彼女たちを見てちょっとびっくり。 そろいも揃って似たような格好。 白のカシミアか何かのコートと黒のパンツ、ヘアスタイルも似たり寄ったり・・・。 朝の通勤電車で見かける制服姿の学生さんやリクルートの学生さん、通勤のサラリーマンでも一人一人違う印象を受けます。 休みの日の昼の公園で見るお母さんたちもそれぞれ性格や印象が違って見えます。 なのに、このマダムたちに限って言えばそれはありません。型に嵌めたように一緒。均一。 その均一さに、黄昏時だけにのっぺらぼうに出遭ったような戦慄を覚えた一瞬でした。 どこかの雑誌の影響かもしれないけど、あそこまで揃うとお見事としかいいようがなかったです・・・。ハイ。