お稲荷さまと弁天さま。
不思議なことを信じる信じないはともかく。 最近ちょっと気になってることがあるんです。 それは・・・お稲荷さまと弁天さまのこと。 実はこれ、私の実家で祭られてきた神様だったりします。 お稲荷さまは父方の家。 父が子供だったころにお稲荷さんの憑いたおばあさんが座り込んで路銀をねだった話を聞かされて「そんなことがあったんだ~・・・」くらいにしか思ってなかったんです。 が、けっこうあっちこっちで助けていただいていることに気づきました。 そして・・・弁天様。 母方の実家の床の間に掛けられている二幅の掛け軸の一方はお伊勢さん。 もう片方は「宗像三神」と呼ばれる三柱の女神様の掛け軸。 宮地嶽神社のご祭神だという風に聞いてます。 もの心つく前からかかってたのでおばあちゃんの家に行くとかならずお顔を拝見していました。 この中の一番上のお姉さんになる市杵島比売命が仏教の弁財天と同一視されてお祭りされることが多いんですね。 私自身は気づいてなかったんですが、弁天様のお社のお近くでお仕事させていただくことが多いのでした・・・。 人生でのターニングポイントも弁天様のお社の近くで迎えてました。 主人との出会いは神戸。生田神社も近かったのでよくお参りしました。 今の住まいは末社とは言え、ふたつのお社の間だし、今の仕事は弁天町でさせていただいたお仕事が縁でお仕事を頂きました。 仕事としても弁舌で人の縁を取り持つのが仕事だから、芸事ではないけれど職能としては弁天さまのご加護を頂いているのは間違いないです・・・はい。 もしかして、私にとっては一番ご縁の近い神様なのかしら・・・とふと感じたのでした。