Don't judge a book by its cover♪
イギリス好きは前からのことですが、子育てを始めてからニヤリとする出来事にも何度か出会いました。 そのひとつがこれ。 「きかんしゃトーマスとなかまたち」。 ご存知の方も多い、あのお話です。 図書館にバイト司書としていたころからず~っと定番の、横長のあの絵本。 実は娘が生まれるまで未読でした。 絵がイマイチ好みでなかったのと、子供たちが入れ替わり立ち代り借りて行くのでなかなか手に取れなかったというのがその理由です。 で、子供が生まれてはじめて、テレビアニメを見ました。 見てみて子供たちが入れ替わり立ち代り借りていくわけが判りました。 キャラクターものですが、なかなかしっかりした骨子のあるお話。 どおりで60年もの間、こどもたちに愛されてきたわけです。 絵本のほうも読んでみるとニヤリとすることがいっぱい。 ふとっちょの局長がトーマスのタンクにもぐりこんでいた魚で作られたフィッシュアンドチップスに舌鼓を打ったり、トーマスがバーティと競争したり・・・多少お説教くさい(書いたのは牧師さん)部分もなきにしもあらずですが、機関車へのあったかい気持ちがあふれた本なのでした。 で、本日のタイトル。 これはアニメのDVD『機関車トーマス ソング&ストーリーズ』に収められた「みかけによらないテレンス」の原題。 「表紙で本を判断してはダメだよ」・・・本好きとしてはニヤリとするタイトル。 もしかすると原題は使い古された言い回しで聖書や古典に親しもうとしない子供たちに注意する際に使われたのかもしれません。 こういうところもツボです。 それと・・・ファンの間では有名なのかもしれませんが、アニメの英語版ではエピソードによっては、あの、リンゴ・スターがナレーションでした。 映画版にもけっこうスゴイ人がキーマンで参加してたりして。 洋楽や洋画をよく知らない私でも「へ~」とうなる人が参加しています。 この「ソング&ストーリーズ」はイギリス英語の小さい子向け教材としてもお薦めかも。 (個人の感覚的にイギリス英語の方がアメリカ英語より発音が聞きやすくてキチンとしていると思うので) 親も子供も何度でも楽しめるのでおいしい・・・と思ってしまったのは言うまでもないでしょう。