セドナの解釈、そして男と女のあり方
太陽系第10番惑星となるであろう星、セドナ。 星見当番さんのところで以前、その神話を読んだときにひらめいた惑星としてのセドナの解釈を少々。 占星術系詳しくない方にはお目汚しな内容でしょうから、すっ飛ばしてくださってけっこうです・・・すいません。 セドナの話、読んでいて私は、「結婚と男女のあり方」の旧世代的な考え方の象徴のように思えた。 結婚した後に夫が豹変したり暴力を振るったりするのもそうだし、セドナが扱いに耐えかねて婚家を出た後の実家の扱い方に対してもそれを感じた。 指を切り取られ、海底で嘆くセドナは家事に追われることによって自立のすべを失った主婦の姿に重なる。 シャーマンたちが海獣となってセドナを訪ね、彼女の髪を整えることで怒りを鎮めるのは「セドナの髪を整えること」がセドナの社会への復帰を象徴するからのように思う。指に象徴される自立への力を貸し、髪を整えることが能力を調整し、役立てることを象徴しているのではないかと考える。 よって、セドナの象徴するものは以下のものではないだろうか。 より深い意味での女性の自立、結婚や家庭の暗い側面(ドメスティックバイオレンス、児童虐待など)、離婚した女性。パラサイトする青年。 非正規労働者・パートタイマー・フリーター。 成人しているが社会的弱者。 拡大的な側面としてより広義の暴力(性的あるいは肉体的、精神的なもの)、一定の宗教・信条に基づくテロリズム。 土星が今まで背負っていた「試練の星」的なものの、主に女性に対するもの。<家事・育児・老人介護などなど。 女性であることでこうむる、不平等な扱いすべて。<しかも救いのない 転じてフェミニズム・フェミニスト。 「怒れる女」。