チリモン!
娘のお気に入り番組のひとつに「科学deムチャミタス!」があります。
電力会社提供の、子ども向け科学番組。
石田靖扮するドクが助手の小学生メイ、犬のべんけい、レモンと共に世の中の不思議を研究する、というもの。
今日の特集はタツノオトシゴだったんだけど、その前段に出てきたのがチリモンことチリメンモンスター。
チリメンジャコの中に紛れ込んだ雑魚を探す遊び。
ちょっと高いけど、チリモン入りを謳ったジャコの取り寄せを検討してたら、伯父のお見舞いにいってた父がお土産にかえりチリメンを頂いて帰ってきたので、さっそく娘とチリモンの採取に励みました。目指すはタツノオトシゴ!
200gのジャコの中から出てくる出てくる、アミエビ、カニの幼生ぽいの、シャコらしいのやら、クラゲらしいの、プランクトンぽいの。
タツノオトシゴはいなかったものの、けっこう取れました。
普段は虫の苦手な娘が目をキラキラさせてジャコの中から生物を探す様にはちょっとびっくり。
普段、あんまりジャコは食べないのに食べていい?というのにも。
チリメンモンスターというネーミングは、岸和田市の自然博物館から出たものだそう。
私の子供の頃にもチリメンジャコの中からジャコ以外の海の生き物が出てきたけれどもモンスターとは思わなかった。「わ、エビ」とか「カニ入ってた」なんてノリ。それ以外の生き物に出会うのはまれにだったから。
うまく名付けたなぁとシミジミ。モンスターじゃなかったら、こんなに食い付きよくなかったと思うので。
チリメンジャコの業者さんのブログから始まって、岸和田市の学芸員さんが始めたチリモンクェスト。
キッチンから自然科学系のミクロの冒険に子どもを旅立たせるのに絶好の遊びだと思います。機会があればぜひ遊んでみて下さい。
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