赤い靴。
ふと今の娘くらいの歳に初めてトゥシューズを履いた事を思い出しました。
実はその靴、まだあります。昔のチャコットのコッペリア。あと一足発表会の時に自分が履いていた靴が合わず、やむなく先生がご自分の靴を「これを履きなさい」と下さったものが手元に残ってます。
そして、『赤い靴』。当時のチャコットのミニチュアシューズで最後に出た発表会で「よく頑張りました」と記念品で頂いたもの。これは娘が玩具にしてどこかに紛れてしまいました。アンデルセンの『赤い靴』ではないけれど、たぶん「これからも続けてね」との想いで下さったものだったかと。
右も左も解らないまま、ただ踊るのが楽しくて仕方なかった頃。 あの頃の自分と向かいあっています。