ワンランク上の。
どうも、麗月です。 仕事帰りにたまらなくなって立ち寄ってきました阪急梅田のカレルチャペック! 通勤経路でいえばいつもの乗換駅を通り過ぎて3つめの駅。 JR大阪駅から阪急への高架通路を通って阪急百貨店本店へ。 もともと品の良さでは随一の阪急。中へ入ったら・・・その異世界感・非日常感に思わずため息がもれましたね。 店内に並ぶ名だたるブランドと趣味の良い、沿線マダム好みの品々。 この阪急に構えたカレルって? 時間の制約があるためエスカレーターを駆け上がり、子どもみたいにドキドキわくわくしながら7階のキッチン・ダイニングの売り場へ。 海外の名窯がずらりと並ぶ食器売り場の通りの中ほどにあってなかなか解りづらかったのですが・・・やっと見つけました。 さて、話は変わりますが。 私がカレルチャペックを知ったのはもう二十年ほど前になるのかな? 大学のときに梅田ロフトのLIBLOで見た、今はなきリブロポートのチラシ。 「紅茶の時間」三冊シリーズのかわいさは、紅茶のイメージの持つ高級感(そう、美内すずえ『ガラスの仮面』での「二人の王女」の、姫川亜弓の「クィーン・マリー」云々とか、川原泉『笑う大天使』で三人娘が三年生のお姉さま方のお茶会の様子を大笑いするほどの堅苦しい特別感)を払拭してくれ、紅茶の世界への扉を開いてくれたのでした。 絵本や児童文学の世界から地続きで紅茶の世界へ入る入り口としては格好のカレル。 むかし、訪れた吉祥寺の本店はわりと可愛らしい雑貨屋さんのような雰囲気。 マリアージュフレールやトワイニングより、ちょっとカジュアルで元気。 ずっとそんなイメージだったのですけれども・・・今回は違いました。 とてもシックで落ち着いた雰囲気。 今までは子ども部屋でナニーと子どもたちがお茶を頂いているって感じだったのが、子ども部屋を出てお母様とお茶会にお呼ばれするという感じです。 ・・・それもちょっと気の張るところで。 お母様がピカピカに磨いて食器棚に大事にしまっているカトラリー。 特別なときにだけ使う、とっておきのお茶道具。 そういうイメージですね。 で、私はお気に入りのカレルチャペックエブリディ、ラズベリージンジャージャム、フェリスビスケットの三点を買って帰りました。ジャムセットやギフト用の缶もありました。 11月中旬には英国アンティークのフェアも同じフロアで開かれるとのことなので、とても楽しみです。暇を見つけて立ち寄ろうと思いました。