Six Heart Princess
ご無沙汰しております。麗月です。 先日、百貨店の化粧品売り場で衝撃的なものを見てしまいました。 今日のブログのネタはそれです。 シュウ・ウエムラのクリスマスコフレのイメージキャラクターが村上隆の『Six Heart Princess』 だったんです。元は二年ほど前にフランスで行われた村上隆の展覧会で公開されたアニメだったそうですが、まんまプリキュアって言っても通じるかわいさ。 その特別バージョンのキャラアニメが化粧品売り場で流れてて思わず見入ってしまった次第。 『セーラームーン』に『プリキュア』・・・そのコンセプトをアートとして作っちゃったのが『Six Heart Princess』・・・ 本流のアートと、サブカルチャーの境目が曖昧で、なおかつそれが完全に行き来できて、カオスになってしまっている国だったりします、日本て国は。 本流の芸術・・・例を挙げるならばこのブログでも取り上げましたけども能でエヴァンゲリオンをやったりブラックジャックやったりガラスの仮面やったり、バレエでドラゴンクエストをやったり、演劇で各種マンガ作品を取り上げたり。クラシック音楽も、アニメやマンガの装飾がつくことになるんですよね・・・。うちの娘に買った楽典の超基礎本、ジュエルペットでしたし、プリキュアとオーケストラの競演したコンサート行ったし。 純粋にその世界にいる人にとっては邪道なんだろうけれど、裾野を広げるというか閉じてる世界をこじ開けて、新たな人々をいざなう鍵のようなもの。アニメやマンガの使い方は、イマジネーションの使い方に似ているのかもしれません。 その性質を使って、キャンペーン繰り広げている部分もなきにしもあらず。 日本の伝統文化を反映させた作品、最近増えてるんですよ? 津軽三味線を取り上げた『ましろのおと』、お能の世界を取り上げた『花よりも花の如く』、喧嘩っ早い少年たちが筝曲に取り組む『この音とまれ!』などなど。 何にせよ、きっかけがどうであれ、舞台芸術や伝統芸能に興味を持つためには良いのではないかと思いました。