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カテゴリ:本のはなし
今、思うところあって「赤毛のアン」を再読しています。
楽天仲間のMaman.mさんやダイナのお友達に「腹心の友」の面影を見たためなんですけども・・・。(笑) 実家に帰れば子供のころにおねだりして買ってもらったのがあるんですがそれを取り寄せてる暇もなかったので図書館で新潮文庫版を調達。 そして通勤時間を利用して、本当に何年かぶりに100年以上前のカナダの田舎町に大きな青い瞳の赤毛の少女を訪ねました。 私の場合はアニメで親しんだのが最初です。 ですが、大人になってから読むアンも色々な発見があってたのしかったです。 最近『エマ』から始まってヴィクトリアンの生活についても色々知識を得たので衣装や生活習慣などについてはより深い理解を得られましたし、食べ物についても自分でお菓子や料理を作るようになったのでより深く想像することができました。 アンの失敗の突拍子もなさにも再度びっくりしたりして。(笑) 既婚者で子育てしている身としてはレイチェル・リンド夫人の石板事件の際のマリラへのアドバイスやルビー・ギリスが自分の父親について語っているシーンにミョーに感心してしまったりしていました。 子供のころには絶対見えなかった視点です。 訳も少し言葉遣いが古風ではあるものの、下手な訳のミステリを読むよりはずっとたのしく、す~っと心に染み入ってきて心がとても元気になりました。 やっぱり、アンブックスは素敵です。 今度はアンが読んでいた古典に挑戦してみようかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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