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カテゴリ:本のはなし
前から読んでみたかった本を本屋さんから連れ帰りました。
タイトルは『ダージリンは死を招く』。 ローラ・チャイルズという女性作家のミステリです。 探偵役は歴史的な建物の並ぶ景観地域にティーショップを持つ36歳の女性、テオドシア・ブラウニング。 店頭で、あるいはネット書店で見かけたときから何か感じるものがあったのですが・・・読んでみたところが大当たりでした。 お気に入りのシリーズになりそうです。 コージーミステリのお好きな方、紅茶・お茶の好きな方にぴったりだと思います。お茶に関するウンチクやレシピも入ってるので、紅茶初心者にもお薦め。ティーショップが舞台なのでおいしそうなお菓子も一杯登場します。 執事さん好きの方にはテオドシアのお店のティーブレンダーさん、ドレイトン・コネリー氏がツボでしょう。 ミステリなんだけれども、テオや彼女を取り巻く人々の関係が素敵で、読後はお茶を一杯飲んだときのようにほっとする、不思議な一冊でした。 あ、今気づいたんですが。 テオドシアの愛称の「テオ」って、フランス語の「テ・オレ」に似てる。 ・・・この辺りも作者の意図なのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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