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カテゴリ:本のはなし
『彩雲国物語』のアニメが放送始まりました。
今朝、娘と一緒に見てたんですが・・・娘はこの手の話、苦手みたいです。 アニメを見る限り、秀麗のキャラクター描写がかなり少女マンガらしくデフォルメされていて、勢いで後宮への入宮を承諾してしまうあたりが原作とはかなり違うなぁと思ってしまいました。 寺子屋で師匠をしていること自体、彼女の教養の高さをうかがわせるものですが、昏君(原作ではこの字に「ばかとの」とのルビが振ってある)の国王を矯正してやる・・・との意気込みはお金を貰う仕事だから・・・との印象が漂います。 それと・・・冒頭のシーン、それが当たり前って感じで「女の子はお役人になれないから」との一言で流されてしまうのが残念・・・ 原作では、なぜ紅家が経済的に苦しいかの描写も入っていて、秀麗は役人になりたいのになれないと言うジレンマを漂わせています。・・・女の子がメインの話だからって、その辺りを削らないでほしいよなぁと思うところ。 『十二国記』では世界観が込み入っていて解説番組まで作られていたのに、『彩雲国物語』にはそれがない・・・追々作られていくのでしょうけれども。 それともそういうのが必要のない世界観とでも思われてるのかなぁ? だったらナメられてるよねぇ・・・これってさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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