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子供に見せたくないテレビ番組にクレヨンしんちゃんが入っていた。
確かにあまり見せたくない番組ではあるが、その意味を考えた時にいいのか?と思ってしまった。 描かれているのは建前と本音を使い分ける大人の姿と、生意気な子供の姿。 あまりにホントすぎて笑えない部分もある。タイトルにしたねねママのうさぎは、女の子を育ててるママには共感できるエピソードだと思う。 しんちゃんの幼稚園友達、ねねちゃん。 キチンと調ったお家で優しいママとパパに育てられたかわいい女の子だが、シビアな目の持ち主。 幼いながら女なら誰しも思い当たる二面性を見事に使い分ける。 そんなねねちゃんのママは、理想の母を演じる筋金入りのブリッコだが気に食わない事があると特大うさぎぬいぐるみに八つ当たりして鬱憤を晴らす。 サンドバッグよろしく殴られるうさぎは、ただ黙って殴られるが怨みの塊と化し、いつかねねちゃんのママに復讐を誓う。アニメではうさぎのモノローグでその辺りが語られ、ちょっとブラックだったので覚えているのだ・・・ 実際、子育てはモノに八つ当たりしたくなる日もある。 子供が手に負えなくて、でも我が子には当たれない。そんなときねねちゃんママのうさぎが欲しくなる。 いつも元気で明るい妻・母って理想ではあるが絶対無理。 そんな時におおらかに受け入れてくれる家族って、ありがたい。 実家に帰ってきて、それを実感した。 ところでクレヨンしんちゃんには見せたくない大人の姿が他にもたくさんある。 けどかっこ悪い姿を受け入れて笑い飛ばせる余裕が、この国にも欲しいと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月18日 18時07分53秒
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