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小2の娘が最近ハマっている本です。
テレビアニメがきっかけではありましたが何しろロングセラーの児童文学シリーズ。 子どもの読む本なので親の私も目を通しました。 図書館で借りた『呪いのレストラン』『丑三つ時レストラン』そして娘が学校で読んで気に入り、最近自分で購入した『虫の知らせレストラン』の三冊です。 全巻揃えると書架一段分を軽く占めてしまうシリーズは、どの本もレストランを訪れた人が、店主から料理と共に話を聞かされる形をとっています。店主は故人に所縁のあるなしに関わらず幽霊を供養する為に店を開き、料理を食べる事が店の由来となった幽霊たちの供養になっているようです。 たまたま手にとったどの本も幽霊は女の子や若い女性でした。うち二人が出産や育児に関わっています。一人は婚家からひどい仕打ちを受けて出産直前に田植えで死んだ若嫁。もう一人は橋普請の為に人柱として世話する赤子共々生き埋めにされた子守。残りの一人は洪水で命を落とした少女。 無念の死に襲われた彼女たち。その物語は読者を彼岸へ誘います。その合間に料理として各地で採取された怪談話が語られます。 最後には幽霊自身が客にお土産を渡し、同時に現世への伝言や問を持たせます。 字数制限のため、以下続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月06日 08時27分45秒
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