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どうも、麗月です。
今回は新作古典芸能のお話。 書こうと思った理由は、古典芸能界隈でマンガ・ゲームの題材に取り入れられた作品が増えてきた事。 『ヲタ古典芸能』を書いたのが2006年だから、16年か17年経ってるんですね マンガやゲームを落とし込んだ古典芸能を私は『ヲタ古典芸能』と呼んでます。未見の舞台芸術にあらたな観客を呼び込む手段として業界に定着したのかな…と思える大盛況。 世代交代が進み、私と同世代の演者の皆さまが指揮を取るようになって新しい表現や題材を用いる事が可能になったこと、若い方や立場的にスポットが当たりにくい方々の活躍の場としても機能している事、若い演者と同世代の観客を劇場に呼べ、新たな観客層の開拓に寄与している事…がポイントだと思います。 歌舞伎の『NARUTO』、『ONE PIECE』、『風の谷のナウシカ』、『FINAL FANTASY Ⅹ』、能狂言『鬼滅の刃』、VR能『功殻機動隊』。 増えた数が多いのは歌舞伎。能狂言『鬼滅の刃』は狂言方の野村萬斎先生の主導で作られた新作。…上演場所は能舞台なんだけれども、通常の能楽の上演形態とは異なるもの。五番立てで2時間半…チケットが発売初日で完売という凄まじさ。(…能楽のチケット、通常は上演3日前でも余裕でコンビニで買えるのに…) チケット争奪戦が激しすぎてなかなか行けないのですが、さすがジャンプ作品、日本文化のサポーターとなって再演が決まったそうです。初演は東京と大阪でしたが、今回は福岡、名古屋、京都…京都でリベンジしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年02月18日 19時01分28秒
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