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カテゴリ:自己啓発
『7つの習慣』は日本で100万部以上売れて、全世界的には1500万部売れているようですね。この『7つの習慣』の第三版を持っていると言うことは比較的早い段階で購入したようです。この名作を久しぶりに読み返したくなって、今回、取り上げることにしました。
◆7つの習慣 7つの習慣とは、真の成功のための必要な日々の行いのことを指します。7つの習慣をざっとあげてみます。 第一の習慣:主体性を発揮する 第二の習慣:目的を持って始める 第三の習慣:自己管理の原則 第四の習慣:WinWinを考える 第五の習慣:理解してから理解される 第六の習慣:相乗効果を発揮する 第七の習慣:刃を研ぐ 今回は、第一の習慣と第二の習慣を取り上げてみます。 ◆第一の習慣:主体性を発揮する 人間の大きな特徴に自由に思考する能力があると言うことですが、往々にして外部の刺激に対して、単に反応するという対応を取る人が多数います。そして、自分の意志を持っているはずなのに外部の要因によって自分の行動が決定しているような解釈をしている人がいます。 その様な人の考え方は、次のパラダイム(考え方)のようです。 1.親からの遺伝によって自分の行動は決定されている 2.幼児体験が現在の自分を作っている 3.育ってきた環境が自分の行動を決定している これは、パブロフの犬の実験に代表される「刺激と反応」のモデルを信じていることを表しています。人間の場合、この「刺激と反応」の間に、意志が入ってきます。 例えば、嫌な上司から常に小言を言われて、恒常的に気分がイライラして、会社を辞めたくなっている自分がいるとします。この場合の「刺激と反応」は「小言とイライラ」です。人間はこの刺激と反応の間に意志を持つことができて、自分を傷つけたくなければイライラしないことを選択できます。 この「刺激と反応」の間に意志があり、どのような反応をするかという事を選択できます。第一の習慣の「主体性を発揮する」と言うことは、この反応を選択することができるということです。反応を選択することができると自分の人生を選択することができ、人生に責任を持つことになります。 ◆第二の習慣:目的を持って始める 「もし、はしごをかけ違えていれば、一段ずつ昇るごとに間違った場所に早く辿り着くだけである」という言葉がすべてを言い表しています。最終的な人生の目標を決めないと、日々の活動に埋没してしまいます。 個人の目標を決めるには、自分が三年後に死んでしまう場面想像して、家族・親類、友人、仕事の関係者、コミュニティの人が自分に対してどのようなことを思われていたいかを想像することわかりやすいのです。 そして、その目標はミッションステートメントという言葉に落としましょう。このミッションステートメントを中心に生活すると心が安定します。というのは、多くの人は、不安定なこと(家族、お金、仕事、所有物など)を生活の中心に持ってくるために、不安的な気持ちになります。 ミッションステートメントという自分の原則を中心にすると、安定した気持ちを持てます。 ◆まとめ 久しぶりに読み返ししまた。以前、読んだときと違って、心の中にすっと入ってくるような気がします。少しは、私が成長したという事でしょうか。 後悔度:★★★★★ ★★★★★:読まないと絶対後悔する、★★★★:読まないと、とても後悔する、★★★:読まないと、やっぱり後悔する、★★:読まないと、後悔する気がする、★:読まないと、後悔するかな? 7つの習慣、著者:スティーヴン・R.コヴィ ~成功には原則があった!、出版社:キング・ベアー出版、ISBN:4906638015 『7つの習慣 成功には原則があった!』 DVD付属バージョン DVD付きバージョンもあるんですね。ご紹介します。 『7つの習慣 成功には原則があった!DVD付』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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