|
テーマ:着物生活を楽しく♪(1692)
カテゴリ:日常着物生活
先日の家元邸での茶事。
麻縮み2名・綿浴衣2名・絹紅梅(これも浴衣だが^^;) ベージュの小千谷縮みに、からむしの生成の帯。 柔らかく、ふんわりとして着心地が良さそうだ 「古いモノ。姑の残したモノなんですのよ」 今85歳だから・・・・何年前でしょう? 「そうね、だいぶ古いんでしょうね」 年数を仰らないところが奥ゆかしい 何十年もの間、何度も何度も水を潜り、 シャキシャキ感よりも、麻の繊維と繊維が柔らかく寄り添って一枚の布になっている。 肌に優しく、涼しい風をはらんでくれる。 箪笥の、小千谷縮みの引き出しを開けた。 伯母からのモノは、思った通り柔らかく、柔らかく手にほわっとあたりがよい。 20年くらい前に自分で誂えたモノは、だいぶ柔らかくなっている。 10年ほど前のモノ、これも少しだけだが・・・もっと水を通さなければ・・・ 昨年縫ったモノは(昨日も着ていたが) まるで、糊を付けたようにシャキシャキしている。 着やすい事は確かだが、まだ、身体に添ってはくれない。 この小千谷は、あたくしの代で、ホッコリ柔らかくなるのだろうか・・・・ ............................... 麻紺濃淡雪輪 麻水辺の蟹八寸帯 絽朱と白部分絞り帯揚げ 鳥の子色に朱格子レェス帯締め お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|