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テーマ:着物生活を楽しく♪(1692)
カテゴリ:お手入れ、洗濯など
10月4日の
「さて洗ってみよう(水洗い編)」にプロのクリーニング屋さんからご指摘を頂きました。 以下 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ちょっと気になることが クリーニング屋さん この文中の「ドライクリーニング用洗剤」として紹介されているものは、水洗い用の洗剤です。一般消費者の方は、特にこの誤解があり、多くの方がこの様な洗剤を使用することをドライクリーニングと誤って解釈され、多くの洗濯トラブルを起こしています。 そもそもドライクリーニングは、「水以外の有機溶剤」で洗うことを指します。クリーニングで使用される有機溶剤の代表的なものは、イメージしやすいもので言えば「灯油」や「ガソリン」に近い「石油系溶剤」と言われるものです。つまり誤解を恐れずに平たく言えば「油で洗う」事がドライクリーニングですので、家庭ではまずできません。 このブログで紹介されている「ドライクリーニング用洗剤」とは、正確に言うと「ドライクリーニングできる取扱絵表示」が付いていて且つ「手洗いに近い弱い水洗い」が可能な商品に対して水洗いを行うためのマイルドな中性洗剤に他なりません。通常の洗剤と違うことといえば、水洗いによるダメージ、例えば毛製品に起こるフェルト収縮や絹や濃色の麻などの白化を防ぐための繊維保護剤(多くはアミノシリコーン)や、染色が弱いものを洗った際に発生する移染を防止する薬剤などが配合されていることでしょうか。 つまり、あくまでも水洗いであり「ドライクリーニング用洗剤」とするのは様々な面で無用なトラブルを生じさせますので、訂正されたほうがよいのではないでしょうか? 余計なことを申しまして済みません。(2007.10.06 04:56:42) :::::::::::::::::::: 有り難いことです。 で、あたくしは 以下 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ クリーニング屋さん ご指摘ありがとうございます。 ついつい、使い慣れているモノですので、わざわざ水洗い用の洗剤とは書きませんでした。 ただ。タイトルに(水洗い編)と書き込んでありますので、こちらをお読みになる常連さん達はご存じだと・・・思いこみですね^^; 絹物は有機溶剤で洗っておりますが、リスクが大きいので、溶剤の名前や使用方法は書いておりません。 せっかくご指摘いただいたので、日記にアップいたします。 その方が勘違いなさってらっしゃる方もおわかりになると思いますので♪ :::::::::::::::::::::: そんなわけで、クリーニング屋さんのコメントをアップさせていただきました。 :*****・・ もう、数年前から何度も書いているので、 ついつい、これは水洗いだと言うことを書いておりませんでした。 失礼いたしました ただ、本当にこれで洗おうとなさる方は、 毎度「自己責任です」としつこいくらい書いておりますので、 失敗を惜しむ方はいらっしゃらないのでは・・・等と・・・ 書いているあたくしは、と思うしますと。 失敗は何度か致しております。 試行錯誤の中から、こうすれば良いのでは無いか、こうしたらどうなるのだろうか? など、素人ですので、 遠い日の、母や祖母の遣っていた事を思い出しながら遣っております。 クリーニング屋さんのレスポンスにも書きましたとおり、 有機溶剤での所謂丸洗いは、絹物の洗いに使っておりますが、 以前にも書きましたように、危険が伴いますので、こちらには書いておりません。 (メッセージを送って下さった方数人には、 ご相談の内容を検討し、お教えした方も中にはいらっしゃいます。) ただ、やはり、リスクを考えますと、「専門家に委ねた方がよい」とおもいます。 あたくしが、自分で洗おうと思った最初は、 叔母からの形見などが、箪笥に眠ったまま汚れが取れなかったからです。 出来るなら汚れたモノは着たくない。 その量も大変なモノでした。 いちいち、染み抜きや丸洗いに出していては破産してしまう・・・状態でした。 シミ落としの講習会などにも参加し、自分なりに試行錯誤したからです。 どうしても駄目な場合は洗い張りをしてひっくり返したり、 汚れの目立たないように内側に入れて、自分で仕立てる。 今の紬ねこが出来ました 時間がないので着回しの説明は今日の深夜(????) @@@@@@ 桑色地に代赭色・虫襖・焦茶の縞単衣紬 枇杷茶地に柿のアップリケ、これでも紬帯 砥茶色綸子帯揚げ 梅染色帯締め 絹物だったら、シルク洗いの洗剤。 ドライクリーニング用洗剤。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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