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テーマ:着物生活を楽しく♪(1692)
カテゴリ:日常着物生活
この江戸小紋を、お稽古に着ていったのには理由がある。
従兄のお嫁さんの、会った事のないお母さんのお形見。 くださったときから、襟と上前に汚れがあった。 他は全く綺麗。 50歳を過ぎて、急に着物に目覚め、 民謡舞踊などを習い、呉服屋に入り浸っていたそうだ。 きっと、この着物を着て食事に行き、汚した。 慌てて、ベンジンなどで拭いたのかもしれない。 すぐに専門家に見て貰えば、どうにか綺麗になったかもしれないが、 大量の着物を残し、それからすぐに亡くなったらしい。 それから30年以上。 ナフタリンのドッサリ入った(従兄の妻曰く)箪笥で眠っていた。 変色するのは当然でしょう。 下前の袵は全く無傷。 これは上前と下前を入れ替えるより他にない。 今秋は縫い直しの季節になりそうだ。 気にはならないし、長襦袢の袖だって出ているわけではないのだが、 何となく裄も短いような気がする。 勿論掛け襟は外さなくてはならないが、 今、はやりの襟と掛け襟が一緒にくっついているアレだ。 こうなると、襟を全部外さなければならない。 (何となくワクワクしてきた) やはり、全部解くのかしら? それとも袵の処と、襟、袖だけかしら? 袷なので、やっぱりドキドキ お茶のお稽古の時に何故これを着てきたかをご説明し、 次にこれを着てくる時は、縫い直すと言明。 こうすれば何が何でも遣らなければならない。 自分を追い込むと、やる気になるのよ 杜若大小霰一越江戸小紋 蒲萄綴帯 枇杷茶高台組帯締 長春色叩染綸子帯揚 ひぇ~~~~~ 欲しい!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 17, 2007 11:57:56 PM
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