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テーマ:茶道・華道ことなど(582)
カテゴリ:日常着物生活
お茶仲間と行く今年最後のお茶会は、
とても東京都内とは思えない位静かな、広い寺院だった。 夏前にも伺った事のあるお会派が、主催。 もう一つのお流派のお席は初めてだった。 薄茶と濃茶の二席だけだったが、境内の紅葉を眺めながらゆっくり頂く御茶は格別。 濃茶は男性ばかりのお席で、年配のお点前さんがポニーテール。 飄々としたお席主や、社中の方々が、心からお茶を楽しんでいる様子がうかがえた。 薄茶席も、お席主が男性。 この方の蘊蓄は、以前もそうだったが、伺っていると小気味がよい。 帰りがけに境内の茶畑を拝見したり、 小堀家の棗の墓石を見学。 竹藪の小径が銀杏の枯れ葉で埋まり、此処が東京だと云うことをフッと忘れてしまった。 久しぶりに引っ張り出して着た付下げは、伯母のモノだったし大分昔のモノ。 洗いに出してから久しぶりに着たが、 何となくヤケがあるような気がしていた。 解いて帛紗にしようか、とも思っていたが、 お茶仲間が、「解くくらいだったら、また、みんなであみだクジしましょう」 と仰ってくださったので、もう少し着ることにした。 地紋は好きなのだが・・・♪ これで、今年の外でのお茶会は最後。 あとは、 自宅で開催の気楽なお茶事。 これから最後の取り合わせを考え、着物は・・・無地か、付下げ?訪問着? 最後まで気が抜けない。 湊鼠付下げ 全通の袋帯 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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