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テーマ:介護・看護・喪失(5305)
カテゴリ:歳時記
「今日は来るのかい?」
午前中に舅から電話。 連れあいの姉が、テーブルの上に、あたくしが行くことを書いておいてくれたようだ。 午後に伺います。 待ってらしてくださいね。 持って行ったプリンで、お茶の支度をしていると、チラシを見ている。 「どれを取るかい?」 姉の書いた紙に、あたくしと一緒にお寿司を出前で取り、食事をするように、と書いてある。 出前のお寿司のチラシはキレイで美味しそうだ。 先日行ったときも、盛んに「お腹がすいてないかい?」「美味しそうだねぇ」 と、興味を持っていた。 元旦に、連れ合いやその姉と一緒にお正月のお祝いをしたのに、全く覚えていない。 夕方に届くように電話で予約をしたが、そのあとも、何度も電話しようとする。 お寿司が届き、ビールで乾杯。 「やっと、お正月らしくなった。誰ともおめでとうを云ってないんだ」 このところ、物忘れが進んだようだ。 縮緬小紋 昨日と同じ帯 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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