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テーマ:着物生活を楽しく♪(1691)
カテゴリ:日常着物生活
昨年父の23回忌の法事だった。
癌の手術をしてから何を思ったか毎年、 姉とあたくしに浴衣の反物を初夏に贈ってくれるようになった。 呉服屋を呼んで、あれやこれや手伝いの者達と選んでいたらしい。 ホームドクターは「もうお歳ですので、5年を超えればたいしたものです」のお診たてだった。 丁度5反。 診たて通りに逝ってしまった・・・・ 有松鳴海絞り・東京本染め・竺仙の浴衣・・・・ 娘時代にもよく作ってもらったので、何枚もあった。 反物で何本か仕立てて無いまま置いてあったが、 ご縁のある方に差し上げたりして とうとう最期の一反 流石にもう派手になってしまう、 仕立て上がった。 やはり、あたくしには派手だ。 否。 最初からあたくしが着るつもりではなかった。 一度も着物を着たことがないという女性に。 プレゼント。 父の思いも一緒に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 20, 2009 01:00:54 AM
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