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Lucky Man
<著者> マイケル・J・フォックス <内容> 「バックトゥザテューチャー」の俳優の生い立ちとパーキンソン病との闘いを描いた自伝 <感想> 久しぶりに読んだ英語の本。 英語は平易で一部文語的な用語を使っている以外は読みやすい。 30代でパーキンソン病にかかるというショッキングなニュースは今でも記憶に新しい。 それだけドラマチックなエピソードを含んでいるのに、本自体は引き込まれるものがない。 よく言えば淡々と語っている。 もちろん本人や家族の苦しみは想像を越えたものがあるだろうが、やはり素人が描いた本。 私とっては魅力がない本だった。 有名人になるということが、どういうことか非常によく描かれているところは数少ない魅力の一つ。 あるインタビュー番組で自分の好きなビールの名前を言ったら次の日にトラック一台分のビールがそのメーカーから届いた話。 人気のアトラクション、芝居、スポーツなど全て裏口からフリーパスになること。 また大きな欠点として、よっぽど意志を強く持たないとプライバシーは全く無くなること。 身内だけでやろうとした結婚式は上空をヘリコプターが何機も舞う大騒ぎになった話など。 本自体の魅力とは別に、これだけの逆境に敢然と立ち向かいパーキンソン病自体の治療法開発を目指して活動する姿は素晴らしい。 この本の利益はパーキンソン治療研究を支援する彼の財団に寄付される。 <勝手にレーティング> ストーリー:3 オリジナリティ:4 文章:3 アマゾン:4.5 合計:14.5 英語の難易度:中級 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月22日 10時33分36秒
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