ランチタイム・パイプオルガンコンサート、バルトークと黄金比、新規感染者数ゼロへ
Lunchtime pipe organ concert, B.Bartók and golden section(golden means),To zero new infectionsランチタイム・パイプオルガンコンサート、バルトークと黄金比、新規感染者数ゼロへ_ story(4511)2021.9.18An average of 0.6millon people under the age of 64 are vaccinated daily. Now, 75% of the daily increase in vaccination completion is under 64 years old. As of September 16, 52% of the population has been vaccinated twice, so assuming that the vaccine effect is sustained, it seems that they are striving to acquire herd immunity.64歳以下へのワクチン接種が毎日平均60万人。今や日ごとの接種完了者増の75%が64歳以下となっている。9/17日現在国民の53.1%が2回接種済みなので、ワクチン効果が持続している前提では、集団免疫の獲得に向かって邁進しているのであろう。他国と違って人口比の感染率は非常に低く(世界117位)ひょっとしてこのままいくと10月4日には感染者ゼロという夢のような事態が発生する。turbo717さん それは甘い!と皆が言うが統計上の戯言と許して欲しい。この2Wが勝負である。自粛を続けられても、10月1日からワーと出掛けて感染爆発させれば元の木阿弥である。N95マスクの着用をして電車の中で話さず昼間の酒の席は4名以下、黙食、黙呑(もくのみ)に務めていただきたいものである。さて、火曜日Longがやばくなってきた。次第に都心を攻める形になってきたからだ。朝一番の誰もいない時間帯の長距離runningであるが。・■今週の1枚 City viewing at Nanakiuni from Minamino Hachoji City Tokyo (八王子市みなみ野の風景 2021.9.10 14:00)曜日ごとに方角を変えて12kmを毎日コンスタントにrunning。土曜日は自宅から309-360°の方向。この角度に八王子市みなみ野がすっぽり入るためこの界隈を舐めつくしているのであるがこのエリアに入るためには往復8kmは走らねばならない。よって残り4kmしかこの地域に専門的にかけられない。絨毯作戦もなかなか骨が折れるものである。宇津貫(うつぬき)公園からみた真新しい研究所群。イノベーションセンターなどが林立する。・・目次徒然の記その1 東京芸術劇場 ランチタイム・パイプオルガンコンサート徒然の記その2 池袋まで新青梅街道を走る徒然の記その3 バルトーク音楽技法徒然の記その4 フィボナッチ数列と素数(注釈)徒然の記その5 電機製品品薄徒然の記その6 Covid-19 日本・世界状況・・・徒然の記その1 東京芸術劇場 ランチタイム・パイプオルガンコンサート 2021.9.14(火)■9/14(火)に東京芸術劇場12:15開演のランチタイム・パイプオルガンコンサートがあったので行ってきた。正真正銘の”駆け付けである”。下記徒然の記その2に詳述。 この日のオルガニストは同志社の音楽教諭でグリスチャペルオルガンコンサートシリーズを主宰したりする佐川 淳さん。当劇場にある2台(バロックタイプオルガンとモダンタイプオルガン)のパイプオルガンを使用する。【バロックタイプオルガン使用 A=415Hz バロック調律法】・J.S.バッハ/『クラヴィーア練習曲集 第3巻』よりコラール「天にましますわれらの父よ」 BWV682 【モダンタイプオルガン使用 A=442Hz 平均率調律法】・H.ミュレ/ 『ビザンティンのスケッチ』より第3曲「バラ窓」・O.メシアン/ 『聖霊降臨祭のミサ』よりⅣ.聖体拝領唱:鳥たちと泉・D.ズステック『時間のフォルム』より第5曲「和音のエコー」 ・M.デュプレ/行列と連祷 Op.19-2■2階席から聴かせていただいたが、目の前に演奏者と譜めくりの人だけによる出演者。1人置きの座席はほぼ満席。500円のチケット代で安い。途中でパイプオルガンの回転があり、久々にモダンタイプオルガンを目の当たりにした。超近代的なデザインで楕円体が基調となっているところにパイプがぎっしり嵌めこまれ美しい音を奏でる。マラソンの疲れと相まって起きては眠りと、すさまじい格闘であった。だが爽やかな感動に包まれた。5曲45分という演奏であったが、遠出の収穫はあった。■東京芸術劇場のパイプオルガン 約9000本のパイプからなる世界最大級の規模を誇る。歴史上のいくつかの違うスタイルのオルガンが一つにまとめられている。背中合わせにオルガンケースが2つ作られ、第1の面はヨーロッパの伝統に沿ったデザインで、ルネサンス様式とバロック様式の2台のオルガンがはめ込まれ、第2の面はコンサートホールと調和を図った現代的なデザインで、フランス古典期と19世紀フランス・ロマン派を中心に20世紀の音楽にも対応できるようにしたオルガンが入っている。まぁ贅沢な仕様である。回転には3分を要し、その間の写真撮影は演奏中といういうことで禁じられている。この仕掛けはロビーにある模型でハンドルや手回しで体験できた。■演奏会のチラシ・・この演奏会でどっさりとチラシ類を貰った。次回のランチタイム・パイプオルガンコンサートは11/11(木)オルガン:勝山雅世 12:15開演、2022,3,10(木)オルガン:北村あゆ美。その他、サントリーホールで、10/31(日)に日本フィルハーモニー交響楽団の演奏会(指揮:大井剛史、Vn:千住真理子)が予定される。その他の演奏会のチラシがどっさり。もう通常の状態のようである。演奏会は客席を半分や満席での公演が今後目白押し。コロナ終息を願うばかりだ。・・徒然の記その2 池袋まで新青梅街道を走る 2021.9.14(火)■火曜日のLongは池袋の東京芸術劇場を目指し、JR武蔵境駅をStartととして、18kmほど。今回のコースは下記である。()は交差する道路や川など。【】は通り名コース:橋本5:10→5:55武蔵境6:00→三鷹6:18→玉川上水→井の頭公園→吉祥寺6:34→【女子大通り】→東京女子大前6:52→6:58杉並区原っぱ公園7:24→(環八)→妙正寺7:41→(妙正寺川沿い)→鷺宮8:00→【新青梅街道】→(環七)8:20→沼袋8:29→8:37江古田公園9:01→哲学堂公園9:09→西落合9:26→目白5丁目9:35→【山手通り】→東京芸術劇場9:53 3時間53分17.6km min29m max60m up(+25) down(-54) 歩数31,355 942kcal■run感想大学に入ったときの最初の下宿先が西武新宿線の中井駅から徒歩10分ほどの中落合であった。当時は畑が点在するのどかな風景で、開けた景色があった。途中の目白大学新宿キャンパスの脇を通る起伏の多い場所を行き来したものである。半年ほどで賄いつきの下宿を東上線上板橋に求めそこで3年半過ごしたのだ。落合時代には哲学堂や妙正寺川の風景を愛でていた。モーツァルト狂の学友がすぐ近くに住んでいたためレコードを聴きに日参したものである。その学友は早世してしまい残念な思い出が残る。一方武蔵境駅は入社した時の社員寮があった場所でここから立川か、多磨霊園乗り換え分倍河原という2通りの経路で、府中の職場に通ったものである。今回はその哲学堂公園をじっくり巡ってみた。topは36m、bottomは20mと高度差16mほどの丘の斜面にお堂が点在する。東洋大学創始者の井上円了先生の石碑や哲理門、四聖堂、庭園があり、周囲の住宅街に溶け込んでいる。新青梅街道、中野通り、哲学堂通りに囲まれた交通の要衝にあり下部を妙正寺川が分断している。江古田公園から哲学堂公園、江古田古戦場跡などこの辺りは緑が多い。驚いたのは新青梅街道である。少し狭い街道に街路樹が両側に覆いかぶさるように植わっているためビルと歩道の関係が絶妙で、パリの街並みに似ておりどこか6区や7区を走っている感じであったことだ。街路はビルで占められ樹木の景観と相まって風情がパリと似るのであろう。地元の人はそれを感じているだろうか。・・・徒然の記その3 バルトーク音楽技法 2021.9.12(日)■今回の定期(9/26(日) (於 府中の森芸術劇場13:00開場、14:00開演)ではバルトークの舞踏組曲を演奏する。それに先立って指揮者より音楽技法に関して講習会が催されたので参加した。驚くのはこの講義の大半が、フィボナッチ数列と黄金比であったことだ。ひまわり、オーム貝、パルテノン、凱旋門、モナリザ・・自然界や西洋建築、西洋絵画には均整がとれた黄金比が存在するが、こと音楽にもこの黄金比0.618を意識した作曲が行われているというのだ。観る人が美しいと感じる構図に黄金比が存在し、北斎の神奈川沖浪裏の波の絵にも存在しているのであるが、作曲技法にもとことん黄金比を導入した作曲家がバルトークであるという。またバルトーク(1881-1945)は1万もの民謡を録音収集したという。(注:1890年、チェーホフ(1860-1904)がカラフトで探検調査を行ったときも、アイヌ語を始めとして様々な言語を録音機(フォノグラフ:大型のらっぱ状の集音器と蝋管)で収録している。) 舞踏組曲にはこうして収集された民族舞曲を取り入れている。・■(参考書):エルネ・レイドヴァイ著「バルトークの作曲技法」 (全音 1978 2021年31版)音組織の原理として「五度圏」や「中心軸システム」、形式の諸原理として「黄金分割」、和音と音階への適用として「半音音階、全音階各システム」をエルネ・レイドヴァイが、彼の全作品を横断的に分析している名著。現在に至るまで重版。作曲の教科書となっているようである。・(参考書):ひのまどか著「バルトーク-歌のなる木と亡命の日々」(作家の物語シリーズ) (リブリオ出版 1989)■音楽と黄金比夢のまた夢と感じていた音楽との関係。当Blogにも2012年5月28日に黄金比を解説した記述がありここでもバルトークが出てくる。風聞のような形でバルトークを論じていた。今回は驚くなかれ、舞踏組曲の小節数に黄金比があることを証明して見せてくれた。0.618・・・全曲(Ⅰ~Ⅵ(Finale))、各フレーズに、音色・リズム・メロディーの展開部分(ターニングポイント)に必ずといっていいくらいに「0.618」の関係があるのだという。しかも、黄金比のもととなっているフィボナッチ数列、数の基本をなす素数という概念も曲に沢山存在するという。バルトークのメモにあるのではなく、後世の研究者が法則を見出したようである。偶然にしては合いすぎるので、おそらく計算しながら作曲したのだろうという。例えば舞踏組曲全部の小節数は673。これに0.618を掛けると416。3,4,5,6曲の小節数の和416と一致する。1曲目の145小節の0.618倍は88小節で、展開部(Vivo ♩=126)が開始される場所である。4曲目の♪(八分)音符換算で227個。「227」という数字は49番目の素数である。6曲目(フィナーレ)の197小節という数字は「素数」である。197に「0.618」を掛けると「120」となり、Violaとハープが美しい旋律を奏でる部分であると。・小生も家に帰って計算をしてみた。こんどは演奏時間からみた黄金分割である。速度標記では♩=160などとフレーズ毎に詳細に記述されており、音符の数と時間指定を全て合計することができる。6曲目は181.6sec。この0.618倍が112.5secであり、これまたViola Soloが始まる時間である。ただ、指揮者によってallargand(アラルガンド:だんだん強く遅く)の振り方、poco rit(すこしゆっくり)など数値では表せない自由度があってこの時間181.6secという数値は上下する。ここではallargand(アラルガンド)は中間で速度1/2とし、poco ritは無視している。作曲者にとっての’黄金比’が重要な意味もあるのであろうが、聴く側にとっての黄金比はどのような感動を与えるのであろうか。聴く人が心地よく感じのであろうか。今回の演奏会で刻一刻、聴衆の反応も記録したいところだ。そういう意味で今回の演奏会は重要である。小生が124歳まで長生きするとすると、77歳の今が人生の黄金比0.618(一生の62%)にあたり、ターニングポイントになるかもしれないのだ。・・徒然の記その4 フィボナッチ数列と素数(注釈) 2021.9.17(金)■(turbo717解説)黄金比の1.618や0.618は下記で導き出される黄金分割とは、長さ1の線分を長短2つの部分に分かち全体の長さと長いほうの比が、長い方と短い方との比と一致する。1:x=x:1-x x^2+x-1=0 解は2つあって、 (√5-1)/2 ,(-√5-1)/2。 x>0の解は (√5-1)/2である。答えは0.618033989・・・xを式に代入すると 1:0.618033989=0.618033989:0.381966011 1/0.618033989=1.618033989・この0.618033989や1.618033989は不思議な数字である。ルート5などコンピューターの無い自然界でどうして計算できるのだろうか。これには深いわけがある。どの数字でもよく、初めの2つを無限に足していくと終には前の数の1.618033989倍が次の数字となる。逆に言うと、大きい方の0.618033989倍が元の値となる。細胞レベルでの2つの加算を無限に行っている様子が想像できるのだ。何かいじらしい感じがする。■(turbo717)フィボナッチ数列小生のHPにはこれを解説したページが存在する。下記URLで公開している。http://turbo717.ciao.jp/Infomation_Puzzle/Open_Fibonacci.htmイタリアの数学者レオナルド・デ・ピサ(Leonardo de Pisa)は1175年頃にピサで生まれた。彼はフィボナッチ(Fibonacci)という名前で広く知られている。これはボナッチオの息子(Filius of Bonaccio)を短縮したものだ。彼の父ボナッチオ(Bonaccio)は、アフリカ北海岸の都市ブジア(Bugia)、現在のアルジェリアのブジーの関税官だった。そのためフィボナッチは、バーバリ(Barbary)のイスラム人による教育を受け、アラビア式の数体系を学んだ。1200年頃にピサに戻って、多数の数学論文を書いている。『算盤の書』には、以下に述べる1つがいの兎の子孫についての問題を提起しいる。・そもそもの命題の始まりは下記のようなものであった。問題提起・・生まれたばかりの1つがいのうさぎは、2ヶ月目から、毎月1つがいのうさぎを産むものとする。 すべてのうさぎがこの規則にしたがい、死ぬことはないとするとき、 1つがいのうさぎは1年後には何つがいのうさぎになるか。・・1ヵ月目はまだ青年うさぎで1のまま。2ヵ月目は青年うさぎが親となって赤ちゃんを産む。親、赤ん坊で2つがい。3ヵ月目は、親、1ヵ月目の青年うさぎ、赤ん坊と3つがい。4ヵ月目は、親、親、青年うさぎ、赤ん坊、赤ん坊と5つがい。以下1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233と増えていく。13ヵ月目には233つがいとなっている筈。これを極限までというよりこの段階でも233の0.61803倍が144である。・細胞の分裂も、1,2,4,8・・のように倍々の分裂になるのではなく、すこし緩慢に増えていくためこのような配列になり、結局これが黄金比と呼ばれるような絶妙な”塩梅”をうましめることと相成ったと考える。黄金比の数学的な数値は(√5-1)/2(=0.6180・・)(或いは1:x=x-1:1 この時の解は(√5+1)/2 で1.6180・・)であるが、細胞自身がいやDNA自身が√5などをいちいち計算してはいないと考える。「フィボナッチ数の二乗のよる正方形を重ねていくと、螺旋形状になっていく」という性質が生物の根源かもしれない。■フィボナッチ数列・・この数列は、インドの数学者の間では6世紀頃から知られていたが、西洋に初めて紹介したのはフィボナッチの書いた算盤の書である。。1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233, 377, 610, 987, 1597, 2584, 4181, 6765, 10946, 17711, 28657..・・・次元にはFnという配列番号が付与される。F15=610 F16=987 2つの数字の比は1.618033・・で、高次元になると1.618033989倍(黄金比)に近づいていく。いろいろ面白い性質があり、隣り合うフィボナッチ数列の二乗の和もフィボナッチ数列となるなど。5x5+8x8=89始めの数字を「1,1」ではなく、「2,1」から始めた場合は、リュッカ数列といって、2,1,3,4,7,11,18,29となり少しフィボナッチ数列とは違ってくるが、これとていつしか前の数字の1.618倍が次の数字となってくる。・試しに1000と35とでもよい。とにかく前の2つを足していけば1000,35,1035,1070,2105,3175,5280,3005,5008・・・前の数字の1.618倍が次の数字となっている。・樹木の枝の付き方はまさにフィボナッチ数列。ひまわりの種、松ぼっくりの螺旋も同様。不思議なことに小生が追及を止まないキャベツの葉っぱの回転角度は360/(1+1.6180133989)=137.5077641度(黄金角)であり、薔薇などの花弁の付き方にも共通している。自然界はどこかで繋がっている筈だ。バルトークはそれを音楽に求めたと言っても過言ではない。・■(turbo717注)素数・・1と自分自身の数値でしか割れない数(太字はフィボナッチ数列、*は素数発生器で生成できる素数)2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31 37 41* 43* 47* 53* 59 61* 67 71* 73 79 83* 89 97* 101 103 107 109 113* 127 131* 137 139 149 151* 157 163 167 173* 179 181 191 193 197* 199 211 223* 227 229 233 239 241 251* 257 263 269 271 277 281* 283 293 307 311 313* 317 331 337 347* 349 353 359 367 373 379・・まぁ結構多いのであるが、フィボナッチ数列と一致するのは2,3,5,13,233など結構多いのである。このうちの41以上の素数の1/5くらいの素数は、素数発生器で生成できる。すなわち「Xの2乗-X+41」である。*を付けた素数は素数発生器でも作成される素数。xに1以上の整数(41の倍数は例外)を代入するといくらでも計算できる。Excelでやってみると面白い。大きい素数が欲しいという人にはこれで発生した数字を渡してあげてください。・・・徒然の記その5 電機製品品薄 2021.9.15(木)■前のblogで浴室にある乾燥機が壊れたと報告した。業者に電話するとブレ-カーを入れ直すと復旧することがあるという。で早速試してみたら、okであった。そこで喜んだのもつかの間。またまた動かなくなった。ブレーカーのon-offで復旧するも、将来が不安になり、装置を交換してもらうことになった。乾燥機に付いていた部品の交換代1万円くらいを収めたときだ、今あらゆるものが品薄になっているという。コンビニのレジの隣によく置いてある調理器そのものやその中に温めてている唐揚げなどの肉類は、もうすぐ発売中止になるという。部品や食材が手に入らなくなってきたという。東南アジアではロックダウンが影響して生産ができないため、また、米中がそういうことを見越して買い占めているという。よって悠長な日本には何も入ってこなくなるというのだ。電子部品やあらゆるものが。さて困った。ベランダに置いてあるガス熱源機(給湯器の大きいやつで、温風、温水、床暖房などを集中して焚くガス器具)がそろそろ使用20年となるため交換時期ではないかと。お風呂が壊れてからでは遅いので、予防的に交換しておこうと業者に来てもらい、オーダーしておいた。発注をかけてからの待ち行列に入るため実際の工事はいつになるか分からないという。食材も含めてほとんどのものが東南アジアに頼っているため、今後の日本はお先真っ暗である。覚悟はできているだろうか。・・・徒然の記その6 Covid-19 日本・世界状況 2021.9.17(金)ワクチン、日本を先に論じる■ワクチン接種情報源:・NHK:https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/・日経:https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/#cumulativeVaccinationsWorldwide・■デルタ、シータ、イーターなどの蔓延で、3回目の接種を行う国が増え始めている。日本では2回のワクチン接種人口が9/17時点で6,720万人(53.1%)となった。1日平均120万回の接種である。猛烈な勢いで接種が進められている。64歳以下の2回接種の割合は9/16時点で30.5% (27,735,610人)。(1日平均0.69%伸展)と徐々に増えてきている。これが40%になるのは9月29日と予想。若者の集団接種が増えてきているがまだまだ微増である。・世界では9/15時点で57.9億回。約2,943万回/1日平均のペース。米・中・印で56.8%を占めている。接種完了人口の割合(9/15時点) ポルトガル 80.7、UAE(United Arab Emirates) 80.6、シンガポール 78.5、スペイン 75.2、チリ 73.5、英国 66.1、伊 64.6、仏 63.5、独 62.4、イスラエル 61.5、チェコ 54.9、米国 54.0、日本は53.1(6,720(先週比+461)万人)。9月19日には米国を抜く可能性。2回接種率1位で78.5%のシンガポールは100万人単位で新規感染者(1w平均の1日)107.3(50.5)人で先週比2.45(1.92)と倍増。53.1%の日本は同47.6(89.4)人で先週比0.48(0.62)と減少が続く。下図はワクチン接種率を付記した新規感染者の国別グラフ。コロナ禍は、η(イータ)株、ε(イプシロン)株・・・ギリシャ文字が続く限り、永遠と続くのでは。米国(2回ワクチン接種率54.0%)、英国(同66.1)、仏(63.5)、イスラエル(61.5)、日本(52.8)、シンガポール(78.5)を比べてみると、シンガポールを除いて減少。シンガポールは人口密度8227人/1平方kmと日本の336人の24倍なのでワクチン未接種者とのソーシャルディスタンスが保てないため増加しているのではないか。・■日本グラフ1:日本の新規感染者数の推移:(クルーズ船を含む)急激な下降が続いているがすこし緩やかになったためゼロベースの日程はすこし遅く10/5(火)と予測した。イータ株などの新規感染報告もあり予断を許さない。・国内累積感染者が9/16に166万人を超えた。死者総数は9/16で17,059人(感染累計比 1.02%) グラフ2:日本:都道府県データ(新規感染者の推移)東京・神奈川・埼玉・千葉は人口比29%であるが、新規感染者率の35%がこの地域に集中している。地方への移動と帰還で全国規模で増加中。いまこの数値がどんどん減ってきており全国的に感染爆発が起こっている。曜日毎の変動に特長があるが、東京は8/13(金)のデータから金曜日毎にピークを迎えながら下降を続けている。新規感染者数と新規死亡者数の推移をグラフ化した。右が東京、左が大阪。東京は死亡者数が9/16過去最高の24名を記録し、上昇傾向にある。ひとつ気がかりなのが死者数の推移である。東京が過去最多の24人を9/16(木)、25人を9/17(金)に記録した点である。どんどん上がってきている。病床使用率の上昇、若者の死者の増加など医療の逼迫を物語っている。10万人比では、上から沖縄、大阪、愛知、千葉、東京、京都、兵庫、神奈川・・。全県で激しく下降中。・・■世界分析グラフ・・(ジョン・ホプキンズ大学データ 2021.9.16(木) 21:21のデータに基づく)ヨーロッパと南米が激しく立ち上がっている。地域別に100万人単位の増減を示している。・新規感染者数と死者数の推移全体としては第5波のピークが過ぎたとみる。米国は1w平均で1日15.4万人と若干の増加。先週比1.02である。英国は複雑な山を描き下降に転じた。こちらは社会実験としてマスクなしの普通生活を行っている。医療は逼迫していない。スペインは下降を継続中。■世界の感染者は9/16には累積の感染者数は2億2600万人を超えた。1日平均54.7万人(先週は58.7万人)であり減少傾向が続く。死者は9/16に466万人を超えた。1日平均9,111人規模で先週より74人の増加。高い値を維持している。地域毎の死亡率(死亡者/感染者累計)は全世界2.1%に対して南米3.0%、アフリカ2.5%、でオセアニア1.5%。bottomが 中近東の1.3%である。アジアは1.6%と中近東との差がある。因みにアフガニスタン単独では2w/1w比1.08(1.17) 死亡率((死亡者=7174(7157)/(感染者累計=154283(153840)=4.65%)と高い値。新規感染者の1日平均(直近1w) 1位 米国(15.4(先週15.0)万人)、2位 英国(3.1(3.8)万人)、3位インド(3.0(同3.9万人))、4位 トルコ(2.5(2.5)万人)、5位 イラン(2.4(同2.5))、6位フィリピン(2.1(同1.9)万人))、7位マレーシア(1.9(同1.9)万人)、8位 ロシア(1.8(同1.8)万人))、9位ブラジル(1.5(同1.8)万人))、米国、トルコ、イラン、フィリピン、マレーシア、ロシアが高い水準を維持している。インド、ブラジルは減少。日本は18位(14位)に後退。世界 人口(百万人)、感染者累計数(K) 、+新規K(1W平均) 、 死者(D)、+新規D(1W平均)、 100万D、 K-2W:1W比率、 D-2W:1W比率 感染者累計数順。全世界 7713 226,483,144 +546,954 4,662,058 +9,111 604 0.94 1.141.米国 329.065 41,539,105 +154,311 666,627 +1,990 2,026 1.02 1.342.インド 1366.4 33,347,325 +29,621 443,928 +311 325 0.74 2.073.ブラジル211.05 21,034,610 +15,229 588,597 +597 2,789 0.86 1.344.英国 67.5 7,110,656 +31,341 134,976 +140 2,000 0.81 1.075.ロシア 145.8 7,007,819 +18,290 192,340 +763 1,319 1.02 0.956.仏 65.1 7,347,022 +9,003 116,470 +89 1,789 0.82 07.トルコ 83.4 6,738,860 +24,617 60,641 +247 727 1.12 0.918.イラン 82.9 4,934,568 +23,919 116,072 +520 1,400 1.08 1.07・ワクチン接種完了人口が65.4%の英国が新規(1W平均)Kで+38,612(先週+33,912人)と1.15倍の増加で立ち上がってきている。。・33. スウェーデン10.1 1,136,535 +1,087 14,740 +13 1,459 1.05 0.39スウェーデンの新規感染者 1週間の1日平均は1,087(先週1,058)人で、2w,1wの増減は1.05と漸増。グラフ3 世界の感染者数グラフ3 世界の感染者数直近の2w,1wの比率で1以上の国・地域(1週間の新規感染者数が前週のそれより増えている国・地域は82/205で40% 2ヵ国・地域の増加。値が高い国地域はセント・ビンセント・グレナディーン4.14 パプアニューギニア3.05、ガボン(アフリカ)2.52、ジブチ2.51、シンガポール2.42、シンガポール2.22などが高い国地域。アフリカ55ヵ国のうち23ヵ国(-1)。南米では11ヵ国のうち4ヵ国(-1)、中米では23ヵ国のうち14ヵ国(+3)が「1」以上である。アジアの感染者累計(対数グラフ)マレーシア、シンガポール、ベトナム、ミャンマーが増えている。アジアでは、人口100万人単位でみると、新規感染者数は軒並み減少傾向。日本(1w前の1w/2w比) は1.08→0.8→0.48と急ブレーキ。人口100万人単位の感染者累計では日本117(先週119)位 感染率1.31%、死者0.013%。・グラフ4 地域別感染者数推移と死者数の推移(地域別人口100万人グラフ)北米、南米、欧州の3つの地域は他の国々とは傾向が違い2極化。死者の方は南米が上昇を続けている。(編集後記)・・毎週土曜日午後に発行している絵日記blogです。その他:turbo717のActivityは下記HPで公開しています。トップページからヨーロッパ6700kmの記録、巡礼データベース、歩き塾blog、課外授業(音楽活動履歴、インド数学、Excelによるパズル)などへリンクを張っています。http://turbo717.ciao.jp