徒釣草

昨日はブログ仲間のお誘いで、何年振りかでアナゴ釣に行ってきました。

船宿は川崎の中山丸、キス・アナゴリレー船に乗りました。
１３時に出港、京浜運河を越えて東京湾を横断、君津沖でキス・アナゴともに釣りました。



天気は晴朗なんですが南東後南風が強く、大潮で流れも速かったです。



キス釣からスタートしましたが、仕掛を船から離すように投入するのですがあっという間にラインが船底に入ってシンカーが浮いてしまうのでとても釣りにくかったです。

仕掛が安定する暇なく流されてしまうので弱っていましたら、右隣のマッドさんが置き竿でメタボキスを上げている。

さっそく真似して置き竿にするとボチボチとキスがあがる。
船と流れの関係で時々ベストな棚に餌が流れるらしい、下手に竿を手持ちで誘うよりよっぽど結果が良かったです。

もっともこんな奴とかイイダコサイズの蛸も釣れたりしましたが。



多分５時近かったと思うのですが、船中アナゴがちらほらあがるようになりました。
濁った潮なので明るいうちから喰いだしたようです。

船長も釣りたい人はアナゴをやってとアナウンス、キスよりはアナゴを欲しいので早速仕掛を交換する。

アナゴ釣は今まで何回もやったことがない。
この日の為にいろいろ考えたのですが、アナゴを釣る技を持たないど素人がなんとか人並に釣れるには？

その一、
鈎数すなはち餌の数を増やしたらどうだろう。

その二、
人の釣っていないポイントに餌を置いたらどうだろう。

その三、
人の使わない餌を使ったらどうだろう。

以上の条件を満たす釣り方をやりました、その釣り方とは・・・・・。

１、竿を２本、一つは置き竿にして当たりを待つ。
　もう一本はスピニングで出来るだけ遠くに投げて少しずつ誘って人が出来るだけ釣っていないポイントを探る。

２、仕掛はキスで使っていた天秤をそのまま流用し、シンカーはアナゴ用の釣鐘型を使い各２本鈎にする。
これにより竿一本につき針が４本付くことになる。

３、餌は船宿の青イソメに加えて持参のサンマ、マイワシの切り身を付けていろんな匂いでアナゴを寄せる。

これに較べ隣のマッドさんは一本鈎の二本竿を両手で小突いている、計算通りならマッドさんより４倍ほどアナゴが釣れる確率が高くなる筈なんですが。

さてその釣果はアナゴ３尾、マッドさん釣果の三分の一にも足りない。
仕掛で釣技をカバーしようったって所詮無理なことですよね。


この仕掛、あまりにも釣れないのでメインの手持ち竿は沖上がり直前に一本鈎に変えて２尾ゲットしました。

下手な鉄砲も数打っちゃ当たるを目論んだのですが、闇夜に鉄砲をやらかしたようです。