徒釣草

昨日、鴨居大室港の一郎丸からショウサイフグ釣に行ってきました。

今年は一郎丸のマルイカに一度も乗っていないので空いているようだったらマルイカに乗るつもりで仕掛も用意していました。
やはり連日の大漁で５時前に船宿に到着しても四隅が空いていなかったのでフグ船の右舷大艫を取りました。

車から道具を下ろす段になって竿が載ってないので愕然となる。
何時もは前夜に道具一式を車に積んでいるのですが、どの竿を使うか迷ってしまい一纏めにしたのですが朝載せればいいと思ってしまい積むのを忘れてしまいました。

しょうがないので船宿の竿を借りることにしたのですが、船宿のフグ竿は胴に入る柔らかいので気に入りません。
あれこれ探したのですが適当なのがなく、穂先が気に入ったカワハギ竿を選びました。

今にも降り出しそうな空、時々土砂降りの大貫沖で一日釣りました。



沖からウネリが入っていますが、潮はゆっくりと流れて釣り易い。
でも当たりが無い、餌が取られない。

午前中でフグ３尾、沖上がり寸前に地合いになったのか２尾連続釣れて時間切れ。
もう少しやっていたら釣れたと思うのですが残念な沖上がりでした。

昼過ぎで頃でしたが猛烈な引き、PE１号を巻いたリールのドラグはギチギチに締めてあるのにオイルが浸みたのか音を立ててラインが出ていく。
何回かやり取りした揚句水面に顔を見せたのはクーラーに入りきれないようなでかいエイ。

ちょっと期待したのですが、海底にお帰りを願いました。

釣果、フグ５、キス１、舌平目１、船中フグ２～１２でした。

全部ショウサイフグだと思ったのですが船宿で捌いてくれたのは４尾、１尾、白子１対でした。
今日テッサにして比較してみましたら１尾のは肉質が硬くプリプリ感が強いので多分アカメだったのではないかと思います。
釣った時は気が付きませんでした。

船宿で借りたカワハギ竿は２１０の太いグラスロッドにグラスソリッドを１５cm繋げたような竿、たぶんもともとのカワハギ竿ではなかったのではと思います。

穂先の調子が気に入って借りましたが、一日筋力トレーニングをしているようなもの。
正直疲れました。

フグ竿は調子が気に入らず段々増えてしまい３本になってしまいました。
以前は当たりの判り易い幾分穂先の柔らかい竿を使っていましたが、今年の木更津沖からバラシを頻発するようになりました。

反射神経が鈍いので合せ時のタイムラグの少ない硬い穂先を使ったらバラシを減らせるかと、先回のフグ釣では浅場用カワハギ竿を使ってみました。

カワハギ竿でも同じようにバラシはありましたので今回硬調と軟調の比較をしようと予定していたのですが果たせず、今回もカワハギ竿を使って数少ない当たりで２回バラシました。

バラシたサカナは大きいって言いますが正にバラシた時の引きは強烈なんです。
竿の調子よりも、サカナのサイズに匹敵したサイズのカットウ鈎も合せて検討しないといけないかなと迷っています。