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テーマ:海釣り・船釣り(2896)
カテゴリ:フグ釣
昨日、富士丸からショウサイフグ釣に行ってきました。
天気予報が悪かった為かフグ船の乗船者は二人だけの大名釣り。 北東の風がけっこう強くときに白波が立つがウネリはない。 当初、自分は右舷、もう一方は左舷の大艫に座りましたがすぐに左舷が釣り難いのか右舷に移動し並んで釣りました。 当たりはあるのですが全然鈎掛りしない、もう一方はショウサイフグ3尾上げているのにこちとらはゼロ、正直焦りました。 10時頃やっとショウサイフグを1尾ゲットするもあちら様は5尾、もうどうすることもアイキャンノット。 と、小さな当たりに合わせると強烈な引き。 やっと水面まで引き上げてくるとデカトラフグ、そこに船長がすっとんできてタマを入れたとたんにハリス切れでプッツン。 ハリス切れしてもフグが一瞬浮いているのを船長が慌ててタモを伸ばして掬いあげたのは良いのですがその拍子に足を滑らした。 船長はなんとか船中に踏みとどまったのだがタモが再度水面に、流石長年この世で数々の修羅場を経験しているデカトラです、すかさず海中におさらばです。 ほんの一瞬に歓喜・絶望そして放心を経験しました。 何回か場所移動してなんとかショックから立ち治った頃またもや異常に強い引きこみ。 ちらっと水面に浮いて来たのはさっきのデカトラと甲乙つけがたいトラフグ。 今度は予め船長がタマ構えていて無事に船中に入りました。 この後の釣は付録みたいなもの、甘エビをホールで付けて大物、タコ、コウイカなど軟体類も合わせて狙ってみましたがショウサイフグとサバフグを追加しただけでした。 釣果、ショウサイフグ3尾、トラフグ1尾、サバフグ7尾でした。 もう一人の方はショウサイフグを11尾釣っていまして本命では大差を付けられました。 いつもならこれだけ差が付くとちょっと落ち込むところですが、今回はとても幸せな気分でいられました。 このデカトラの腹の中にはゼンゴが入っていて大きな鯵を食べたようです。 この船宿のよくフグ船に乗る中乗りさんの話では、でかいトラフグは獰猛でショウサイフグを追い回し襲うとのことでした。 そんなもんでショウサイフグの釣果で大差を付けられたのはこのデカトラフグがショウサイフグを追い回していたのが原因だと自分に都合のよい解釈をする事にしました。 夕食にはテッチリ・テッサ・シャブシャブです。 普段はショウサイフグのテッチリで胴体部分しかありませんが、今回はトラフグ頭部の骨付き部分だけで量的に充分でした。 この骨に付いている部分が場所によって微妙に味、歯応えが違っていて夢心地、全部平らげてしまいました、やっぱ色々なサカナに言えることですが頭の部分が一番美味しいですね。 皮も食べようと持ち帰り棘を包丁で切り取ろうとしたのですが技術が要るようでとても手に負えませんでした。 これは干してカッタクリのバケにしてみようと思います。 このブログをちょうど終わろうとしているとき郵便屋さんが簡易書留を持ってきた。 カミサンなんだろうと開けて見ると「高島屋操業180年記念百花祭お買い上げ抽選会」で当選、商品券1000円が10枚送られて来ました。 こんな時こそ宝くじを買わなくっちゃと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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