徒釣草

昨日、サバ雄さんと鶴見の富士丸からショウサイフグ釣に行ってきました。

船宿の到着はサバ雄さんが一番乗り、自分が２番目だったので何処でも好きな所に席を選べる。
迷ったのですが右舷大艫に、サバ雄さんは２番目に釣座を譲っていただきました。

出船時は右舷が５人、左舷が２人とアンバランスな釣座で出港でした。



釣り場は大貫沖、釣り始めると断然右舷舳に並んでいる３人グループの人達が替わる替わる良型のショウサイをゲットしている。

そのうちサバ雄さんも釣れ出しました。
あまりにも右舷が活況を呈しているので左舷舳の方も右舷道の間に入って来たので右舷６人、左舷１人の配置になってしまいました。

サバ雄さんは舳のペースに若干は遅れるものの順調にショウサイをゲットしている。
それに較べ大艫の自分は全然ダメダメ、あたかも舳からフグが泳いできて舳の人達が釣ってお残りをサバ雄さんのところで打ち止めにしているような感じまでしてきました。

ただヒイラギは食わせ鈎、カットウ鈎区別なくやたらに釣れてくる。

それでも朝方の地合が過ぎてから偶に一尾とポッツンポッツン釣れてショウサイが３尾になってからはサバフグの攻撃目標になった様で釣れるのはサバフグばかり。
この間悔しい事に舳で上がるのはショウサイ、サバフグが上がっていない。

サバフグを５尾釣りましたが、その間にカットウ仕掛を４個やられました。
カットウハリを喰いちぎられていなければあと３尾は釣れたと思います・・・あるいはトラフグだったかも。

お隣のサバ雄さんは昼過ぎには５尾ゲットで余裕の置き竿、海風の吹き抜ける日陰で優雅にスマホに取り組んでおられました。
一方の私めといえばやっと３尾、地合の過ぎた昼下がりの炎天下で全然あてにできないショウサイを大汗をかきながら一生懸命に誘っていました。

さいわいにも沖上がり１時間前位に群れが廻って来たのか短時間の地合があり３尾追加できました。

釣果、ショウサイフグ８、サバフグ５、ヒイラギを約１０キープ、船中は２～１３でした。

因みにスマホで置き竿のサバ雄さんはショウサイ７です。
一生懸命釣った挙句ショウサイ８の人とどちらがフグ釣が上手でしょうか？

サバ雄さんが私ぐらい一生懸命釣ったら竿頭だったとおもうのですが。

この日の潮は茶褐色の強い濁り潮でしたがフグの活性は良かったと思います。
サバフグの猛攻を受けて仕掛をたくさんロストしましたが濁り潮の対策と現行のカットウ仕掛の欠陥が少し判ったような気がしております。

フグ釣は釣行する度に新しい発見をしたような気分になりまして、これも奥の深いフグ釣の魅力なのかもしれません。