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テーマ:愛犬との生活(440)
カテゴリ:トルコでペット飼育
10日前に我が家にやってきたコッカー・スパニエルの仔犬クッキー。 すぐに嘔吐と下痢(血液混じり)の症状が始まったため、それから6日間、ヴェテリネール(獣医)に毎日通い、点滴まで受けて、ようやく4日前に「もう大丈夫」と通院を免れたはずだった。 エサも、ドクトルに勧められた病犬食(?)である鶏の胸肉入り白飯を中心に、その中に市販のドッグフードを少しずつ混ぜるようにしてリハビリに努めていたつもりである。 ウンチも少しずつ形を成し、もう1日2日もすれば完治。そう思っていた。 ところが、一昨日の夜から、再び下痢が再発した。翌朝には、前回同様、血液の混じった粘液状の下痢便をするに至り、今やすっかり馴染みとなったヴェテリネールの元へ駆けつけることになった。 今度の下痢の原因は、発熱。それで、あっと思った。あの寒さでお腹を壊し、風邪を引いたのだろうかと。 クッキーには、山側に面した裏側のバルコンとバルコンに続く小さい子供部屋をあてがっている。トイレの必要性のため、ドアは常に開け放してあったが、一昨夜は、山側から吹いてくる夜風が冷たくて、同じ部屋で休んだエミも、翌朝起きてくると寒くて凍えそうだったと訴えたのだった。 いくら毛皮を着ている犬とはいえ、身体も小さいし、体温調整がうまくできないに違いなかった。クッキーには専用のベッドも用意してあって、そこで丸まって寝れば温かいだろうと思ったのだが、甘かった。 エミにしても、じきに喉が痛い、痛くてものが飲み込めないと訴えてきたほどである。クッキーもエミも、あの夜すっかり身体を冷やしてしまったらしかった。 クッキーは、ペニシリンや下痢止めなど3本の注射を打たれ、自宅に戻った。 薬の効果で、下痢はぱったりと止まり、夕方以降は食欲も出て、夜、今朝と少量ながら食事も出来るようになった。 今日は、確認のためヴェテリネールに連れていったが、念のためともう2本注射を打たれることになった。 私とクッキーがヴェテリネールから戻ってまもなく、エミの方も、喉が痛い、耳が痛いと訴えながらバドミントンのレッスンから帰ってきた。額を触ると、少し熱がある。 明日、様態が悪化するようなら、エミは近くのサールック・オジャウ(保健所)に連れて行き、クッキーの方も最終確認でヴェテリネールに連れて行かねばならない。 気配りが足らなかったばかりに、ふたりの「娘」を病気にさせてしまうとは。トホホなアンネ(母)である。 こちらは、注射のお陰で元気になったクッキー。 ちょっと恥ずかしい、クッキーのあられもないポーズ。 カメラ目線と上目遣いにもご注目。
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最終更新日
2006/08/04 03:53:26 AM
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