カテゴリ:本
乙武洋匡さんが、小学校の教諭として教壇に立った経験を元に書いた小説です。
主人公の赤尾慎之介先生は、腕と足の無い障害者ですが、小学5年生の担任と して、全力で向かっていく様を描いています。 最初は、生徒から偏見の眼で見られますが、一生懸命に頑張る姿や、クラスを まとめようとして、暖かい心で生徒に接するうちに、生徒達もだんだん人の ことを思いやる気持ちを持つようになってきます。 印象に残ったのは、プールの授業。 泳げない生徒を何とか泳がせようと、自らも頑張ったこと、生徒がだんだんと 挑戦していく様子、そしてその生徒と家族との愛。 また、遠足で登山へ行くことに躊躇いを感じていた赤尾先生のために、生徒が 署名をしてまで、先生と一緒に行こうとしたこと。 そして、金子みすヾさんの書いた詩を取り上げ・・・ わたしが両手をひろげても、 お空はちっともとべないが、 とべる小鳥はわたしのように、 地面をはやくは走れない わたしがからだをゆすっても きれいな音はでないけど、 あの鳴るすずはわたしのように たくさんなうたは知らないよ。 すずと、小鳥と、それからわたし、 みんなちがって、みんないい。 この本を電車の中で読んで、何度も涙で眼が熱くなりました。 画一的な教育になりがちな学校で、頑張る姿を身をもって生徒に示した 勇気に拍手を送りたいと思います。 【送料無料】だいじょうぶ3組 【起床時刻】6時20分 【語学】ラジオ英語5分間トレーニング ラジオ英会話 ラジオアンコールまいにち中国語 テレビ中国語会話(久しぶりに見ました。以前より聞き取れる単語が増えました) 【今日の歩数】14192歩 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.10 22:32:53
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